【今日の重盛】
笑 っ た !!!!!
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オリンピックのために、
いつもより1時間遅れの21時開始だったはずが、
結局22時まで待たされて、ようやく見られた。
初のホラー回。
崇徳院大暴走。
途中でちがう番組になってた。「エクソシスト」みたいな。
隠岐に流された清盛界の元祖・薄幸系根暗男子の崇徳院。
地元のおじさんとも交流しちゃって、
心穏やかに暮らす日々のなか、保元の乱を引き起こしたことを
反省した崇徳院は、写経したものを後白河に送る。
一方、都では、すっかり子煩悩になっていた後白河が
「あんなオレを恨んでたやつが簡単に悔い改めるはずがない」
と経を送り返すよう指示。
そしたら、ナイスタイミングでだっこしていた赤ん坊が、
経を破っちゃった……あーあ。
もちろん後白河のこと、
「うちのベビーがごめんね☆」
とわびを入れるわけもなく、
破られて突っ返されてきた経を見た崇徳院は大ショック。
追い打ちをかけるように、我が子の死を知らされた崇徳院、
絶望して自分の舌を噛み切り、いきなり
「日本国の大魔王になってやるゥゥ~!!」
とメタモルフォーゼ。
薄幸そうな憂い顔はいったいどこへ、特殊メイクで妖怪に変身。
怖いよ~!!!
崇徳院のメタモルフォーゼも結構なインパクトだったけど、
今回ショックだったのは基盛だよ!
早く出かける支度しろと重盛にせかされ、
「弟たちの世話をしてるほうが性に合ってる」
となにやら兄任せで表へ出て行こうとしない様子。
そんなときに、ヤンキーチャラ男の時忠に誘われて、
滋子の産んだ憲仁を東宮にする企てに乗ったのが露見し、
官位を返上するはめに。
謝りに来た基盛に語る清盛。
「お前は昔のオレと似ている。できのいい兄弟がいると、
甘えてしまうもの」
「お前も重盛もほこらしい我が子」
清盛も大人になったね……
。
父のセリフとしては忠盛以上の優秀さじゃない??
そんなこんなで、急に基盛にスポットライトがあたり始めたので、
もしやそろそろ……? と危惧していたら……
いきなり死んでた。
出番は少ないながら、笑顔がキュート
で
結構気に入ってたのでショック~
高野山に向かう途中、川を渡ろうとしておぼれてしまったとのこと。
運動神経のいい基盛が溺れるなんて……と語っていた一門の前で、
やはり出てきた西行が、これは崇徳院の呪いだと言う。
西行さん……
まるで他人事のような口ぶりだけど、
アナタ、崇徳院とボーイズラブ的な世界に片足突っ込んで
「義清」「義清」と好かれまくってたよね?
「帝の力になりたい」とか言いながら、母ちゃんに手を出して
途中から「待賢門院様を救いたい」って
完全に目的が変わってたよね?
挙句の果てに、最後は崇徳に何も言わずに出家してたよね、
ずっとそばにいるみたいなこと言ってたのに!
今生きている人間の中で、後白河と並んで真っ先に呪われても
おかしくないのはアナタだと思うんですが……
なぜか崇徳院の呪いは平家一門に向いたらしく、
清盛は一門の総力を結集して厳島神社に奉納する経典を作成。
出番が少ないながら、こういう細かいエピソードでも
教盛あたりのキャラクターをちゃんと出してるところがいいよね。
呪いの嵐に襲われながらも、厳島神社へたどり着いた平家一門。
悪魔つきのようだった崇徳の姿が最後に人間っぽく戻ったのは
何? 電池切れ??
兎丸の恋話の続編はいったいなんのためなんだよ!
と思ったけど、あれは重盛の笑顔のためだね!
「笑顔どころか泣き顔だよ今日は……」
と思ってたので安心した。
【その他いろいろ】
・忠通退場。
最後のこのお願いのせいで、幼女がおっさんの餌食に……
・「昔の血が騒ぐぜ!」な盛国。
・兎丸が余計なことを言ったせいで、
清盛が福原遷都を思いついてしまった。