スペイン・ポルトガルの旅、5日目
コルドバのホテルから出発 相変わらず6人のツアー客に50シートの大型観光バスでゆったり
集合も早めで、早く出発。 8時15分、バスの中から昇る太陽が
日の出も日没も8時過ぎ
ツアーバスはグラナダに向けて走ります
途中トイレ休憩。 立ち寄ったところは、昔の鉄道駅。
中にはバーもあり、土産物や飲み物も販売。 外では昔の貨物車が置いてありました。
見たことがある車が。 市の交通局の車は日本車でした。
11時頃、アルハンブラ宮殿に到着。
スペイン南部に位置するアンダルシア地方。その中にあるグラナダは、シエラネバダ山脈の麓にあり、800年もの栄華を誇ったイスラム教国の異国情緒あるれる文化が今も色濃く残っている。アルハンブラ宮殿は、イベリア半島最後のイスラム教国・ナスル朝が残した宮殿で、14世紀後半に王宮が完成。
グラナダ王国として260年の栄華を極めた難攻不落の城塞は、15世紀末にキリスト教国により陥落。しかし、その美しさゆえに破壊を免れ、その後も増築が繰り返されて、世界有数の宮殿となる。
アルハンブラとは、アラビア語の「アル・ハムラー(赤いもの)」から来る言葉で、「赤い城」という意味。
入口前でゲンチツアーガイドのアントニオさんと合流。そしてアルハンブラ宮殿に入る。
中に入ると、葉で覆われた独特の背の高い木々が植えられた庭を通って進みました。
植物で整えられた門もあります
アルハンブル宮殿は王宮、アルカサバ(城塞)、カルロス5世宮殿、ヘネラリーフェ離宮などありますが、まずはヘネラリーフェ離宮の建物に入ります。
ヘネラリーフェとはアラビア語で「天の楽園」という意味で、天国にあるという水の庭園のイメージを形にしたもの。王の避暑のための離宮として使われていた。シエラ・ネバダ山脈から引かれた水は途絶えることなくこの庭園を潤している。
ヘネラリーフェ離宮の水の庭園
離宮を見学したあと、またきれいに整備された庭園を進みます。
この建物はカルロス5世宮殿。 外観は四角い建物だが、中は円形の回廊になっていて、おもしろい造り。
アルハンブラの中で最初に造られたアルカサーバという砦(軍事要塞)。 これが、アルハンブラ宮殿の原形と言われている。
コマレス宮は宮殿のほぼ中央に位置します。 コマレスの塔にある「大使の間」は宮殿内でもっとも広く、王の謁見や儀式が行われた重要な場所。
天井や壁がアラベスク模様の装飾で埋め尽くされ、「神のみが勝利者」などの文言が、装飾化されたアラビア文字で刻まれています。
メスアール宮の中庭 。 この中庭は、民衆の訴えを聞くための場所だそうです。
アラヤネスの中庭と北側柱廊。 背後に高さ50mのコマレスの塔がそびえています
14世紀に完成した「ライオンのパティオ」
宮殿の中で最も有名な中庭で、124本の大理石の細い列柱が立ちならぶ回廊に囲まれて、中庭に有名な12頭のライオン像の噴水がある。 ここは王の寵愛を受けていた女性たちのハーレムで、大理石柱の装飾はアラビア建築の最高峰といわれる。「ライオンのパティオ」の周囲には「諸王の間」「二姉妹の間」「アベンセラへスの間」などが配置されている。
ライオンの中庭。 アルハンブラ宮殿といえばライオンの中庭といわれるほど有名。
噴水の回りに12頭のライオン像が放射線状に居並んでいる。
現地ガイドのアントニオさんと記念撮影
アルハンブラ宮殿から見るグラナダの街
12時半頃、ひと通りアルハンブラ宮殿の見学を終えました。
このあと、ツアーバスで 約1時間ほど走り、グラナダの町で昼食の予定。
2月に行ったような気がしますが、その時ツアーバスのガイドさんが、スペイン、ことに南スペインの夏は話にならないくらい暑い、中央部は岩山だしと言ってたのが印象的でした。
日本も今年暑かったですし、現地はどれくらいか、気になりますね。
スペインに行かれたことがありますか。
見るところが多く、歴史的建造物も多く、景色も美しいですね。
スペインの夏は、暑いです。
我々は9月でしたが、毎日40度前後でした。
真夏50度近くに上がったそうです。
ただ湿度が低いので、まだ日本よりはましですね。