浪花の吟

無為自然な生き方、それも悪くないね

Saint Aubin Fitou 2001

2006年12月08日 | 葡萄酒と料理



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vin
Saint Aubin Fitou 2001
Domaine Saint Aubin du Pla
AC Fitou / France Languedoc-Roussillon
50%Carignan,46%Grenache-noir,23%Syrah,6%Mourvedre
( Jean-Claude Jambon Selection )

tasting note
果実味:凝縮感は弱いが悪くない
アロマ:まぁまぁといったところ
酸 味:普通
複雑性:特別な個性はない
強 さ:普通







このワイン、フランスではかなりお安いワインなのではないかなぁ。
暖かい南部の地で大量に葡萄を育て、
収量をあまり制限せず、大量にワインを生産する。
もしそうなら、ブレンドだけでそれなりのワインに仕上げるっていうのも
フランスワインの懐の深さなのかもしれません。
いったい彼の地の売値は如何程のものなのだろう。(予想5ユーロ?)
そんな感じのワインでした。

日本のワインでこの値段で対抗できるワインはあるのでしょうか。
ふとそんなことが頭をよぎりました。
輸入原酒のを用いた、スーパーでよく売っている500円以下のワインは、
はっきり言って飲めたものではありません。
かと言って、1000円程度の原産地ワインもたいしたことはありません。
3000円も出せばよくなるかもしれませんが、
それなら、フランスものの相当良いワインが買えてしまいます。
そんなこともあって、日本のワインを全然飲まなくなってしまいました。
(料理ワインにも使えません。冗談)

満足できる日本の安旨エレガントワインには、
いったいいつ頃出会えるのでしょうか。
まだまだ長い人生ですから、アンテナだけははっておきたいものです。


それよりも純米吟醸の道を切り開く方が先になるかもしれません。
だってその方が正道なのかもしれませんから。


またの御来亭、心からお待ちしております。



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