m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

高麗美術館

2008-06-03 | 美術館・ギャラリー他


堂本印象美術館の後は同じく北区にある「高麗美術館」へやってきた。
ここは短大時代に初めて訪れて以来、大阪の東洋陶磁美術館と並んでとても好きな美術館で朝鮮半島のやきもの、家具などの美しい工芸品の展示がある。
ここで見た李朝家具があまりに素敵だったので、レプリカだが家具を買いに韓国へ訪れたことも。
この日は高麗青磁を中心とした名品展が行われていた。
薄く繊細な器にかけられた透明感のある青磁にうっとり~
小さな瓜形の碗?につけられた筋にたっぷりたまる釉薬も美しい!
展示品はそれほど多くはなかったが久々青磁の器を見ることができてうれしかった。
こちらも庭やベランダ以外の館内は撮影禁止。





門に両脇には文人の石像、門を入った庭にも文人や武人の石像があちこちに置かれている。
この石像は身分の高い人の墓守であったのだそう。





表札は高麗美術館設立に協力した司馬遼太郎の書





高麗のネーム入りの瓦がずらりと並ぶ。





入り口には二頭の羊の石像









庭にあったこの建物が建てられた時に造られたという十二支のレリーフ





こちらには刀を持った対の武人の石像。





2階のベランダにあった壷や甕は日本の鎌倉・室町時代を代表する常滑、備前、越前、丹波、信楽、瀬戸などのもの。
肩に帯がめぐり、波やらせん状の文様があるのは朝鮮の甕器(オンギ)だそう。
これらは水や酒、醤油、漬物などの貯蔵器として使われた。



コメント (2)
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