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去年の年末くらいから子どもたちに百人一首に覚えさせてみよう、ということで子供用の五色百人一首を手に入れ少しづつやってたのだけど、最近中だるみで前へ進まなくなって来ていた。
又ちょっと興味を持ち直してもらおうと、京都嵐山にある百人一首の殿堂、時雨殿へ行ってみることにした。
ここは百人一首の魅力をデジタルの世界で表現した新感覚のエンターテインメント施設ということで期待して行ったのだけど、入場料大人800円、子ども500円とお高い割には自分的にはそれほど大したほどでもないのでは~?とちょっと期待はずれ?!
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最初のコーナーは床がスクリーンになっていて、京都市街の航空写真が写し出され、空中散歩気分が味わえたり、床に写し出された札を制限時間内に何枚取れるかを皆で競ったりと、時雨殿ナビというDSのゲーム機を使って楽しんだ。
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そして、体感かるた五番勝負では歴史上の歌人達とかるた取りで対戦。
この対戦は土日や混雑時はできない、とのことだったのでわざわざ子供達の学校の創立記念日の平日にやってきたのだ。かなり?気合を入れて(自分)対戦したのだけど、一人から一枚、五人勝ち抜けばよいということであっけなく勝ってしまった。子供たちはやっぱりまだ無理だったが・・
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五人勝ち抜いたらもらえるという認定証。
名前は自分で入れてくださいとのこと。
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2階には最近、競技かるたの4大タイトルの一つ、全国競技かるた女流選手権大会が開催されているという大広間が広がっている。
さまざまな時代の百人一首も展示されていて、百人一首の本格的な朗詠が響き渡る。
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そして、この嵐山・嵯峨野地域に最近100首の歌碑が建てられ歌碑巡りもできるというので少しだけ巡ってみた。
子供達が知ってる句を見つければ盛り上がるだろう、と探してみたが、石に掘り込んである字が達筆過ぎて、子どもには読みにくく何が書いてあるのかわからないようですぐ挫折した・・
「あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今一度の 逢う事もがな」和泉式部
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「君がため 惜しからざりし 命さへ 永くもがなと 思ひけるかな」藤原義孝
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桂川に架かる渡月橋。
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この風景、超久しぶりに嵐山に来たなあ~という感じ。