ジャラン・ブサールを歩いていると、1軒のモダニズムデザインの建物を見つけた。
かなり規模の大きな建物のようで、近寄ってみると、
回廊には素敵な面格子にモダンな照明がぶら下がり、
ホテルの看板が上がっていた。
外からちらりと見えたのが、床のモザイクタイル。
これは、ちょっと見せてもらおう、とフロントへ見学を申し出たら、OKとのこと。
ロビーはモダンな家具と照明があって、なかなかいい感じ。
そして外からちらりと見えたモザイクタイルが、廊下の床面を覆ってた。
うわぁ、これはすごいなあ。
ところどころ、補修のように入れられたタイルも。
しばらく、華やかなマジョリカタイルばかりを見続けていたけど、こんな渋めのタイルにも遭遇するなんて!
しかも、このエレベーター上部にかかる時計のモダンさ、
周りの壁はテラゾーなのか?赤と緑のツートンカラーがおしゃれ。
1938年に創業したホテルが、2012年に再オープンしたようで、
以前の内装などができる限り残され、雰囲気よくリノベーションされてるようだ。
書いてあった文字を消したのか?書き足したのか?何気にこの壁もいい味わい・・
階段の親柱やステップのこの丸みを帯びたカーブ、いいなあ。
ロビーに面した中庭にはこんならせん階段があった。
シンガポール・・こんなモダンな建物もあったなんて、、
その後、マジョリカタイル巡りはレースコース通りへ突入。
こちらにも二階のベランダの柱、テラスの柱にマジョリカタイルが貼り付いている。
派手な色合いの中国寺院もあり、面格子もカラフルでデザインも独特。
そしてこの寺院の塀もモザイクタイル尽くしだった。
カーブに沿って、みっしり隙間なく貼られるモザイクに萌えるー
そしてこちらにもタイルが。
ベランダの柱と同じデザインのものが門柱にも貼られていた。
マジョリカではなくプリントもの?のようだけど、アールヌーヴォーデザインが素敵。
こちらの柱にも
こちらの建物の柱にびっしり貼られていたのは
少し小ぶりの新しいタイル。
新しいものだけど、建物にしっくりと馴染んでた。
そして入口扉の素敵なデザインの面格子。
時折見かけるいいデザインの面格子もたくさんあって、
今度、載せきれてないシンガポールの面格子だけの記事も投稿予定。
床はセメントタイル、腰壁をモザイクタイルで覆った物件もあった。
モザイクタイルは不規則なかんじで貼られてた。
この通りにはタイの寺院もあって、守り神のトラがお色直しされてる途中だった。
そのタイ寺院の隣あたりにあったマジョリカタイル大物物件。
一階はレストランなどのお店が入っているよう。
窓のラインが水平なので、1940~50年代の少し新し目の建物なのか。
壁面には花綱の漆喰装飾がゴージャス。
ベルギー製のタイルが柱に沿って一列に並ぶ。
カメラの望遠が効かず、これが限界;
その上の羊の頭モチーフのタイルの拡大を撮り忘れ;
マジョリカタイルは高い位置にもたくさんあるんで、今後はやはり望遠のよく効くレンズは必須だなあ。
別の建物の地上近くにに同じタイルが貼られてた。
この後、バレスター通りのタイルを探したが見つからず、、
そろそろこの辺で切り上げることに。
タイルに興奮してアドレナリンが出まくってていたので、ほぼ1日中歩きまくっていたが、
さすがにそろそろ疲れてきた。
この後はチャイナタウンへ戻って
ホーカーズ、ラオ・パサ・フェスティバルへ夕食を食べに行き、長く、濃かった2日目もようやく終了。。
しかしまだ2日目なのに記事が14個にもなってしまってた;