ひと月ほど前に、友人とランチで訪れた旧桜宮公会堂レストラン。
建物は昭和10年に明治天皇記念館として建てられたもの。
こちらの正面玄関部分は明治4年に、明治政府初期の外国人技師、ウォートルスにより造幣寮として建てられた大阪最古の洋風建築で、
青竜山石が使われた6本の列柱が並ぶ。
正面玄関を回り込むと、レストランの玄関口に。
建物は戦後、図書館や学校教育の振興施設などに使われていたが、
2007年に閉鎖され、2013年4月に婚礼施設兼レストランとして再生され、活用されている。
玄関を入ると、階段ホールにはベージュ系の丸モザイクタイルが貼り巡らされている。こちらのモザイクタイルも昭和10年建築当時のものだと言われていた。
吹き抜けの階段ホールにシンプルなシャンデリアが下がる。
新しいもののようだけど、弧を描く照明のラインが美しい。
ランチができる1階の宴会場。
2013年の改修時には過去の工事で覆い隠されていた天井やステージが復元されたという。
お手軽なランチコースを。
最後のアイスは三種類あってうれしい。
金庫が残されていた。
同じ敷地内には明治4年に建てられた造幣局の応接所として建てられた泉布は、同じく大阪最古の洋風建築。
以前公開時に見学した時の様子→☆
花崗岩の石柱が巡らされたベランダ。