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淡路島・高松・小豆島の旅【くさりを伝って・・笠ケ瀧寺】

2010-07-27 | 淡路島・高松・小豆島の旅2010


小豆島の中の四国霊場を巡る、小豆島八十八カ所というのがあり、その中の第72番、瀧湖寺の奥之院へやってきた。
ここは本堂にたどり着くのに鎖を伝ってしか登れないという険しい寺なのだ。
夕方は岩場が危険であるので登鎖は8時から2時までとの但し書がされている。
どんなにすごいところなんだろう~と想像を掻き立てられながらも登り口へ・・





自然石を積んだ険しい石段の真ん中に鎖が





一瞬ひるんでしまったが、ここは皆でがんばって登りきろう~
と登り始めた。





最初の石段を登りきったところには石灯籠がずらりと並ぶ。













そしてまた目の前には険しい石段が立ちはだかる。
お寺詣りがだんだんとアスレチックのようになってきた。





そして最大の難所?!
ええっ!ここをよじ登るの~?
ってそんなわけはないか・・
ここは鎖は架けてあるものの傾斜度90度の絶壁
さすがに登禁止になっていて・・





横の洞窟から堂内へ入る。
ここから先の堂内は撮影禁止。
この中も暗闇の洞窟探検風になっていて
「幸せくぐり」という普通の大人じゃ途中で詰まってしまいそうなくらいの本堂へ続く細い穴があったりと
ちょっとしたアトラクション並?!





本堂へたどり着くと、さすがに険しい岩を登ってきただけあって、窓からの眺めは最高!





それにしても、このルートだと年寄りや足の悪い人は決して登れないようなところなので、どこかに裏道でもあるんだろうか~と尋ねてみると、
ここへたどり着くには、今我々が通って来た道、ただ一つとのこと。
ここに勤められてる方も毎朝、鎖を伝って登って来られるという。





なので帰りももちろん、コースは同じ;
みんながんばったので多少の御利益はあるかな?!





お寺詣での後にやって来たのは近くにある「宝生院のシンパク」と言われる巨木。
国指定の天然記念物になっていて、樹齢は1500年以上あり、根元の周囲が16.6mもあるというびっくりするような大きな木。





パワースポットだそうなので皆で木に巻き付いてエネルギーを分けてもらおう、と思ってたのに
木の周りにはフェンスが張り巡らされていて立ち入ることができなく残念・・まあ当たり前か;
しかし1500年以上も生きてきた木というのは見てるだけで、もうすごい迫力があって
それだけで力を与えられたように感じた。。






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