旧村山家住宅和館の見学で御影まできたので、見学時間まで甲南漬資料館へも久しぶりに立ち寄った。
前回の訪問→☆
甲南漬資料館は、昭和5年に清水栄二設計により建てられた高嶋酒類食品株式会社旧社長宅だった建物。
ポーチの上には斬新なデザインの窓。
セセッション風玄関照明。
玄関扉の取っ手やポーチのタイル、
細部まで可愛い装飾。
玄関ホール。
シンプルだけど面白いデザインの玄関ホールの照明。
玄関入口にはタイル貼りの壁泉があって、
魚の頭にまたがった子供の噴水がリアル
床一面もカラフルなモザイクタイル貼りに。
このパーテーションもいいなあ。
階段下についてたこの球状の装飾は何だろう?
建物内の一階には奈良漬や高嶋酒類食品株式会社の歴史、みりん作りに関する道具や資料などの展示がされていていて、食事処や喫茶室も。
二階はカルチャースクールの部屋として使用されてる。
やはりこの日もカルチャースクールが使用中の為、見学はできなかった。
そして、見どころの応接室へ。
マホガニーの壁面に囲まれたシックで落ち着いた空間。
タイルと大理石で彩られた暖炉。
暖炉の上にはクアトロフォイル型の可愛いデザインの鏡。
型押しタイルと渋い大理石
テーブルもソファも同じ意匠が取り入れられ、部屋に調和してる。
廊下を進むと二つ並んだステンドグラスも。
鳳凰か何か?!
省略化されすぎててわかり辛い;
タイル貼りの洗面台や西洋式のお風呂もそのまま残されている。
当時の水洗トイレもそのまま。
そして現役のかまど。
後ほど、このかまどで炊いたご飯をランチで頂いた。
庭園もあり、
満開の梅の花も見れた。
ランチはこの庭園が見えるお座敷もあったが、
最初の応接室でも頂けるというので、応接室にて。
かまどの炊き立てご飯はおひつにお替りもあって、
種類豊富なお漬物についついご飯がすすんでしまった;