昨日は急遽、友人Oさんと神戸市立博物館で開催されてる「建築と社会の年代記」へ行くことになった。
その前にOさんがくれたチケットでまず竹中大工道具館へ行き、
その後シャトルバスで博物館までやってきた。
この日は一応目当てにしていた講演会があり、それまでにランチを、
とすぐそばのレストラン、「TOOTH TOOTH」へ飛び込みで入ってみたら、なんとか席もとれ、ランチにありつけることに。
こちらのレストランは明治13年頃に建てられた旧居留地内に唯一残る居留地当時の建物、旧神戸居留地十五番館を改装した建物。
コロニアル様式の建物はアメリカ領事館や住宅として使われてきた。
コロニアル様式の建物はアメリカ領事館や住宅として使われてきた。
後ほど博物館で、この建物が阪神淡路大震災後、ただのがれきの山になっていた写真を見て、
よくぞここまで復元できたものだなあと驚いた。
エントランスホールはイオニア式オーダーのアーチがあり、
階段を上がって二階へ案内された。
暖炉のある部屋の暖炉前に着席。
タイルも間近で見れる。
ランチはサラダとパスタ、パン、飲み物付きのセット。
食事しながら、博物館の講演会の整理券が1時から配布されるみたいだけど、
150人だし、わざわざ取りに行かなくてもまさか入れないってことはないよね~
とギリギリの時間まで、ランチを楽しんだ。
1階のレジのある部屋の暖炉。
各部屋に暖炉があるようだ。
二階のとは少しデザイン違いのタイル。
そして博物館へやってきた。
講演会会場へ行こうとしたら、「本日の講演会は定員に達しました」
との看板・・
ま、まさか~
とりあえず、地階まで下りてみた。
階段ホールに入れられたステンドグラスが美しい。
博物館所蔵の銅鐸をモチーフにしているそう。
優雅に弧を描く大理石の手摺。
地階の天井には、イスラム風幾何学模様の天窓があった。
講演会場の様子を外から伺って、諦めもついた;
そして、先ほど外から見えていたステンドグラスを探すと、二階のフロアーで発見。
こちらも博物館所蔵の古地図がモチーフだそう。
ガラスの色合いも複雑な色味もあってきれいだなあ。
このステンドグラスのそばのベンチでしばし休んでいたら、
外から光が差し込んできて、Oさんを神々しく照らし出したので
すかさず写真を撮ってあげた。
さらにワークショップができるコーナーで、浮世絵体験ができる、と呼びこまれ、
体験していくことに。
浮世絵は色の数だけ版木がいるそうで、イルカの浮世絵を二色の色で刷り上げた。
その後、常設展と「建築と社会の年代記」をゆっくり回ることに。
この椅子は明治18年に日本人により製作された最も古いという洋椅子だとか。
居留地発祥のラムネの瓶。
「建築と社会の年代記」はボリュームのある展示で、今まで見てきた数々の有名近代建築からさまざまな現代建築まで、
竹中工務店の携わったものの多さに圧倒された。
帰りは、三宮センター街の地下で、お茶して帰ろうということで、うろうろ。
「どん底」っていう名前のこのお店に惹かれたけど・・
この扉を押して入る勇気は沸かず、
この神戸亭という喫茶店へ。
外回りのこのアールのついたガラス張りのコーナーがいいなあ。
どっしりした大きな真鍮の取っ手。
中もレトロでクラシカル。
40年ほど前からされてるお店だそう。
帰り際、誰もいなくなったので、撮らせていただいた。
中からみた、ガラス張りのコーナー。
カウンター。
ベリーのワッフル、美味しかった。。
並びにあった「リヨン」という喫茶店もよさげ。
この取っ手にも惹かれる~。
竹中大工道具館へつづく・・