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淡路島・高松・小豆島の旅【なかぶ庵・そうめん作り体験】

2010-07-29 | 淡路島・高松・小豆島の旅2010
小豆島特産物シリーズ第三弾は手延べそうめん。
工場見学とそうめん作りの体験ができるという「なかぶ庵」へ予約し、やってきた。
こちらではまずは小豆島のそうめんの歴史や作り方などを工場の中の機械なども見せて頂きながらお話を聞かせていただいた。(工場内は撮影禁止)

小豆島にそうめんが伝わったのは400年前の江戸時代のことで奈良県の三輪から技術が持ち込まれたとのこと。
冬場の農家の副業として最適だったのと、気候風土がそうめん作りに適していたため小豆島でそうめん作りが広がったのだそう。






見学の後はいよいよそうめん作り体験。
このうどん状の太さの50cmほどの麺を引きのばしてそうめんに仕上げるのだ。





まずはそうめんを二段階くらいに分けて引っ張り延ばす。
こんなに引っ張って切れはしないのだろうか~と不安になってしまうがそれは全く大丈夫なようで、ぐんぐん延びて細くなるそうめん。
グルテンの作用だけでこんなに延びるとは~すごい!






延ばしたそうめんを今度は箸を使ってくっついているところを離す作業。
麺を仕込む段階ではそうめんがくっつかないように小豆島ではごま油を使っているそうだが、
このごま油も小豆島では生産量が日本一なのだ。(おなじみのかどや製油)
ごま油は酸化しにくいので品質を保つのに最適で、ちなみににおいなどは残らないのだそう。





そして出来上がったそうめん。
これを天日に干して乾かせば完成。
手延べそうめんを天日に干す場合はそうめん同士の影が当たらないように日に何度も太陽に対して角度を調整するという、なかなか手間のかかる作業でもあるが、
機械で乾燥させるよりもやはり天日干しのものは味わいが違うそう。
私たちが作ったそうめんは乾かした後は自宅へ送ってくださるとか。





体験の後はこちらでそうめんのお昼ご飯を。
先ほど作った天日干しのそうめんとは又違う新開発された生そうめん。
のどごしが良い上にもっちりとした食感の美味しい麺だった~


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