昨日の続き。
社会的労働の場での惨劇を回避すべく、賄い料理の役割を、やや強引に、かって出た。
戦況は良くなかった。
他人の助力は期待できない。
使える時間もろくに無い。
予算も極限レベルに少ない。
まさしく「三無い」ないない尽くし。
最初に買い出し。
近場のスーパーで漁る。
ワゴンに積まれたホウレン草を買い占め。
鶏むね肉の安売りは基本。
魚のアラも見かけたから買う。
台所にあったのは、米、砂糖、塩、塩ふいてる梅干し、ポッカレモン、おろしニンニク、クルミ、煎りゴマ、乾燥ワカメ、麺つゆ、etc。
ホウレン草を茹でる。
半分は、刻んだクルミと麺つゆで、おひたし。
半分は、ワカメと一緒に、すまし汁。
鶏も下ごしらえしてから茹でて薄切り。
梅干し・レモン汁・ニンニク・麺つゆを合わせたタレをかける。
魚のアラを塩焼きして骨を外して、ゴマと共に、炊いたご飯に混ぜる。
以上で、買った材料費、一人前あたり約200円弱。
普段、家で食べてるメニューだから味は問題ナシ。実際好評。
で、上機嫌になってる上司さんに、折り入っての話を切り出した。
そう、人間ってのは、美味い物を食べさせたら悪い顔はしないものなのだ。
私自身がそうだしね。
どうかこれで、状況が好転しますように。