好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

酸性雨に降られる町で。

2014-01-16 | 物語全般
映画『ブレードランナー』のDVDを見る。

因みに見たのは「ファイナルカット版」。
こちらのエンディングの方が、制作側の本来の意図に沿っていると聞いたので。

それで一通り見てみて、何となく思い出した。
酸性雨の降りしきる、ごみごみとした町並み。
ああ、これが、例えば『サイレントメビウス』の元ネタだったんだなと。

そして知った。
原作とこの映画との共通点は、レプリカントが出てくる事くらいしかない事を。

・主人公は単身。
・だからヒロインと自然に恋愛する。
・主人公が、自分がレプリカントかもしれないと悩む場面がほとんど無い。
・世界レベルの宗教のネタが削除。
・代わりに日本企業の進出が激しい。
 (強力わかもとの広告にビビった)
・イジドアのネタが全部削除。
 (レプリカントと親しくなれそうと思ったが、蜘蛛をいじめたから拒絶、とか)
・そもそも人工動物についてほとんど描かれてない。
 (自然生物自体が激減しているという設定が消えてる)

私の場合、この作品は小説の方が好みでした。
血しぶきの飛ぶアクションを見るのは、根本的にダメなんで。すみません。

それでは。また次回。

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