ヨガインストラクターを始めることになった理由。06（カナダ帰国～現在）

こんばんは。
ヨガインストラクターのRikaです。

前回で、大学時代から建築、都市計画と勉強し、都市計画コンサルタントという仕事をして、カナダで「ヨガ」と出会い、自分がやりたかったことの真髄が「癒し」だと気付いたところまで書きました。

ただ、こんなキレイな話ばかりでは当然なくて、実際には、都市計画コンサルタントの仕事で心が壊れかけていたことも事実。当時は帰宅途中の電車で、訳分からず、涙を流すことも度々あったし、不整脈も発症しました。不整脈は日常生活には問題のないレベルで、今ではずいぶん症状が回復してきています。
カナダへ行くと決めた後も、最初は語学留学が目的だったし、この時期は随分と右往左往しました。それでも、カナダで「ヨガ」に出会えたことは、何よりの幸運だと思います。

だからこそ、「ヨガ」をもっと多くの方に知ってもらいたいと思っています。

ヨガとは「癒し」。もう少しイメージを言葉で表現すると「大地」でしょうか。地に足がいた自分の安定感や安心感が得られるものであり、広い青空の下、自然の中で気持ちよく体を伸ばしているような解放感が感じられるもの。
心と体は繋がっていて、緊張すると体が硬くなるし、気持ちがリラックスしているときは、体の力もすっと抜けています。「ヨガ」とは、体から心に働きかけて、心を癒していくワーク。

また、もう1つの側面。それは、自分の「軸」が出来るということ。ヨガを続けると、自分の決断力や直感力が高まってきたことを感じます。日々の生活では、周りからの目や過剰な責任感、ときにはネガティブな思考、こういったもので判断力が鈍りがち。しかし、「ヨガ」によって、この余分な思考が取り除かれ、「すっと」自分が今何がやりたいか、見つかりやすくなりました。自分のその日に食べたいもののような簡単なことから、転職という大きな決断まで。
私はあまり決断力が早いわけでも、周りを引っ張るリーダー資質も特にないですが、それでも、変化を感じています。
今でももちろん、「今自分が何をやりたいか」が分からなくなるときはあるので、そんなときは、ヨガをやって感性を研ぎ澄ますことをよくします。スタジオのヨガクラスに参加することもあれば、家でマットを敷いて５分ほどの簡単な動きで十分なこともあります。ヨガを始めてから、ずいぶんと無駄な思考が減りました。

まだまだ成長段階の私ですが、少しでも多くの方にヨガを知ってもらい、自分らしい人生を送ってほしい、そういう思いでヨガインストラクターの仕事をさせて頂いています。