ヨガってそもそも何？

ヨガの効果は大から小までほんとうにたくさんあります。
ざっと並べてみると。

＋脂肪燃焼や筋トレによるダイエット効果
＋体幹トレーニング、臀部（おしり）やハムストリングなどの緊張をとる、体メンテナンス効果
＋骨盤矯正や姿勢を整える
＋腰まわりや肩まわりのストレッチによる腰痛、肩凝りの緩和
＋リラクゼーションや呼吸法などによる安眠効果
＋気持ちを前向きに、ストレス解消や自律神経を整える効果
＋瞑想やバランスポーズなどによる集中力の向上

現代では、たくさんの流派や目的、年齢層の方から支持されていますが、
いずれもこのような効果が期待できます。

また、そもそも「ヨガ」とは何なのか？
以下に簡単に整理します。

ヨガとは→「瞑想（メイソウ）」
そもそも、身体を使うものではなく、永遠の安らぎを求めるために座って瞑想を行うものでした。仏教でいう、座禅とほぼ同義です。

ヨガの目的→「解脱（ゲダツ）」
永遠の安らぎを得る。つまり、輪廻転生を終わらせる。→この世はつらいことばかり。勉強をするためにこの世にいるが、最終的には、この世に戻らずに永遠の至福を得る。

ヨガの起源→「インダス文明の印象（いんしょう）」
インダス文明の遺跡から座禅を組んで瞑想をする人の姿の印象が発掘されたことから、これが瞑想のルーツであり、ヨガの起源と考えられています。

ヨガの語源→「ユジュ、結ぶ、繋ぐ」
元々、バラモンの祭祀の中で、神様が地上に降りてきてもらうための、馬車と馬を繋ぐものをユジュ、ヨガと呼んでいた。そこから、心と身体を「繋ぐ」、人と人を「繋ぐ」、周りと自分を「繋ぐ」。これがヨガの考え方です。

瞑想や解脱というと、宗教？と発想しがちですが、一般的な宗教とは異にした、生きる知恵を得られるものであり、心を整えるものが「ヨガ」になります。