吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

医療連携室 その4

2012年10月26日 08時12分48秒 | インポート

 どうやらいきさつが読めてきた。医療連携室の職員は病院勤務とはいえ、いろいろな行政機関を転勤する行政の役人のようである。といっても別に役人さんを腐しているわけではない。今回の場合、向こうの医師は「ちょっと聞いといてよ」という程度の感覚だったのだろう。でもそれを依頼された連携室の事務の人は確実な情報を得るために「文書にして」(いかにも役人的である)、しかも明日から連休に入ることを考慮して「本日中に」という注文をこちらに突きつけたわけである。つまり医師からのオーダーには「文書」とも「本日中」ということもなく、事務レベルの(勝手な)判断で「医師からのお願い」として尾ひれ葉ひれをつけてしまったのである。しかし結局「投薬中止同意書」の話の出どころは不明であった。とにかく危うくこちらも忙しい診療の間に不要な文書作成をさせられるところであった。私立の病院における事務の対応はもっと気が利いている。病院によってであるが、きちんとした医療サービスをモットーにした受付事務などでは徹底的な受付対応教育が行なわれている。気が利いている連携室は他にゴマンとあるのである。でもこの都立病院の医師には私は訳のわからないウザイ開業医という印象を与えただろう。 おいっ事務っ! あんたのせいだっ!(笑) 2年経ったら転勤していなくなるんでしょ?