さて東京マラソンで思い出したが、東京オリンピック招致運動が活発化している。まだまだ先の話であろうが経済や産業も一時的には活発化するため、決して悪い行政施策ではない。このオリンピックでのうたい文句では試合会場が地方にバラけることなくコンパクトに都内で行えるということにあるらしい。まあそうなんであろうが、しかしながら疑問に思うことは大会の華であるマラソン大会は本当に都内でできるのだろうか? 1964年に行われた東京オリンピックでは悲劇の人、円谷選手がマラソンで銅メダルをとった。あれは10月も終わりに近い頃であったと思うが最近のオリンピックはほとんどが8月に行われている。8月の炎天下に都内でのマラソン大会は無理である。きっと途中脱落者が続出し、まさにサバイバルゲームになるだろう。いっそのこと「サバイバル・マラソン! 生還すれば全員金メダル」などとすれば面白いかも? あっ、いや、怒られそうである(笑)。