春先の気候は高気圧と低気圧が頻回かつ交互にやってくるそうである。この気圧の境目で突風が吹き荒れ、高気圧と低気圧のせめぎあいで気圧が行ったりきたりし、寒いがあったと思ったら翌日は夏日になっているそうだ。身体に変調をきたすのは気温の上下のみならず、気圧が急激に変動するせいかもしれない。なんとなくこんな時は不安になり精神的にも落ち着きがなくなる。このようなときに体調不良を訴えるのもうなずけるのである。「桜の花の満開の下」とい小説があったが春の桜とlunaticな関連を示しているのかもしれない。しかしながら自分個人的には4月は新年度であるため、あらたなる仕事への第一歩という感覚になる。しかし気になるのはこのような季節的な精神的変動よりも、このたび首相のTPP参加表明のほうが不安になる。農産物ばかりTVでとりあげられているが、TPP参加で医療の国民皆保険制度が根本から覆るであろうことは想像にかたくない。これは極めて不安である。