吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

兵庫県議 号泣記者会見 その4

2014年07月07日 05時37分59秒 | インポート

   冒頭からガツンとインパクトの強い態度を示せば自分がコントロールした流れを作れるのである。また終始、絶叫していれば「何をいっているのかわからない」ので、失言した時に言葉じりを捉えようと待ち構えている記者ですら指摘しようがない。そして最後のコメントは、今回の絶叫状態から180度逆の、極めて冷静な態度で「感情的になりましたことを、ここでおわび申し上げます」と述べている。実は最初から彼の狙いはここだったのである。肝心なところでは泣きじゃくったり絶叫したりしてごまかし、最後に「そうなったのは、あなた方記者がいけないのですよ」と暗に臭わすようなコメントを、しかもこれだけ冷静にきちんと述べたのである。この最後の「きちんとした」コメントをきけば、今までの幼児的劇場型会見が最初から計画されたものだと感じられるのである。そして彼の台本通りに事がうまく運び不透明なまま終わらせたのであるが、唯一の誤算は彼の「次期」が厳しいということである。次期、市民は投票してくれないであろう。<o:p></o:p>