吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

巨人軍の責任の取り方 その5

2016年03月18日 05時29分52秒 | 日記
 巨人軍球団社長のコメントで、巨人軍の責任の取り方は「立派なプレーを見せることをチーム再生の証にしたいと考えて・・・」と答えており、このまま仕事を続ければいいのね・・という感じなのである。
 しかも渡邉最高顧問の辞職といっても、過去の例もあるようにまたすぐ役職名を変えて復帰してくる可能性も高いので、球団および管理職の両者としても結局、どこで責任をとっているの?と勘ぐってしまう。

 一般社会では辞職したらほとんどそこに二度と戻れることはない。今後継続して「いい仕事」(立派なプレー)はできなくなるのである。
 となると芸能界や野球界は一般社会とは別のものと言うことになり、しかもあのロックバンドのファンや街頭インタビューで答えた人たちは皆、責任は取らないでいいから今後も仕事にがんばってくださいねということに同調していることになる。
 だったら、いっそ今後は面倒くさいので、何かヘタを打ったら辞職するという責任の取り方はすべての職種でやめてしまったらどうか? それがいい。
 いつの日からなのか知らないが「責任を取る=辞職する」というへんなモラルができあがったのだろうか?

 自分も日常診療や私生活ではツッコミどころは満載である。何か事が起こったら「自分が今後、診療に邁進していく姿を皆様にお見せし、かつより多くの病める人を救うことに専念するのが一番の禊だと思っております」と言ってもいいのだろうと思ってしまうのである。 えっ? ダメ?