認知症の講演会で聴いた内容であるが、周囲の家族の対応はけっして患者を正したり、否定したり、矯正しようとしないことであると教わった。治りようがないのでいくら頑張っても周囲の家族が燃え尽きるのだそうだ。
周囲はすべてをあきらめて、「ハイそうです。その通りですね」とすべてを肯定して受け入れることであるそうだ。ここで患者を正そうとしても、患者自身に病気の自覚がないので「なんでこんなにも怒られるのか?」「なんでいつも文句ばかり言われるのか?」と患者自身もストレスになるのである。
何だかとても不思議なのだがそのような対応が正しいのだそうだ。
ということで今回、この高齢男性に付き添っていた娘さんらしき人は「~しなくてもいいでしょう!」「そんなこと言っても誰も知らないでしょう?」と高齢男性を制していた。
認知症患者対応原則からすると患者の矯正は無意味である。もしこの男性が認知症だったとしたら、この娘さんは周囲に対して「大声出してすみません」とか「ご迷惑かけて申し訳ありません」とか言ってくれればよかったのである。
周囲はすべてをあきらめて、「ハイそうです。その通りですね」とすべてを肯定して受け入れることであるそうだ。ここで患者を正そうとしても、患者自身に病気の自覚がないので「なんでこんなにも怒られるのか?」「なんでいつも文句ばかり言われるのか?」と患者自身もストレスになるのである。
何だかとても不思議なのだがそのような対応が正しいのだそうだ。
ということで今回、この高齢男性に付き添っていた娘さんらしき人は「~しなくてもいいでしょう!」「そんなこと言っても誰も知らないでしょう?」と高齢男性を制していた。
認知症患者対応原則からすると患者の矯正は無意味である。もしこの男性が認知症だったとしたら、この娘さんは周囲に対して「大声出してすみません」とか「ご迷惑かけて申し訳ありません」とか言ってくれればよかったのである。