吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

責任の取り方 その1

2017年09月13日 05時55分51秒 | 日記
 最近、民進党の山尾議員が不倫疑惑で離党した。直前までは次期幹事長であったのだが、一転して次期幹事長どころか党をクビになったのである。

 原因は不倫疑惑である。会見では「不倫はない」「一線は越えていない」とのべたが周囲を騒がせた、迷惑をかけたので離党すると・・・。記者からは「潔白ならなぜ離党するのか?」と追及されたのである。

 まーしかしながら、言っては何だけどマスコミも分かっているくせに野暮である。「一線は越えていないが離党する」と言ったら、離党するんだから一線は越えているという裏の意味を読んでもいいと思うのだが。
 それでも自分の口から「越えました」って、最後まで言わせようという執念はまさに死者に鞭打つ感じである。武士の情けもなにもない。

 それにしても芸能界も政界もいつから不倫で即クビになったのだろう? TVでコメンテーターの一人が言っていたが、不倫に刑事罰はない。
 不倫で即クビというのは、その人の職務の重さや辞任することによる組織の損失を考慮すると不合理な処分ではないかと言っていた。
 山尾議員については知らないが、有能な議員や重責を担うポジションの人の失脚は社会的損失の方が大きいと考える。