吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

「大丈夫です」 その1

2018年01月09日 06時57分49秒 | 日記
 会話に用いる言語は生き物であるから、時代や世代が変われば、どんどん変化もするし通用もしなくなるだろう。これはこれでしょうがない。
 大昔、母親に言われたが「今の若者は言葉が乱れている。美しい日本語はきちんと残さなくてはいけない」と、自分の言葉遣いを注意された。でもそれは詭弁であると当時から思っていた。
 美しい日本語であるなら、古文の授業でなぜ昔の言語を「解読」しなければ物語の意味が分からないのか? 美しい日本語などというが、美しければ、なぜ意味が通じなくなるまで言語が変化して(させて)しまったのか?
 まさに「いとおかし」であり、この疑問の方が奥が深そうである。結局言葉なんてどんどん変化するような性格を持ったものなのだと思わざるを得ない。

 しかしである。昔の言葉ならいざ知らず、現在会話をしていて意味が通じないことがよくあるのだ。自分が時流に乗ってないだけなのか?