「財務省トップ」福田淳一事務次官のセクハラ その１１

　TV朝日の社員が週刊誌に今回のこのセクハラネタを売ったのはTV朝日が自社社員の女性記者に「何もしてあげていない」（あるいは逆に「もっと行け」と煽っている？）からだと推測される。この社内でのやりとりも十分検証に値するし、社内の労働コンプライアンスからすればかなり劣悪なものがあることは想像にかたくない。
　TV朝日は緊急記者会見でいろいろ弁明したようだが言い訳にしか聞こえない。とにかく自社の情報がそこの社員によって他社の週刊誌に売られたわけである。それだけ社内では幹部と女性記者とでかなり揉めていたことが十分想像される。これで揉めていないと言い張るのであれば、「社内の情報を漏洩させた」のであるから、この「罪」でこの女性記者は会社から何らかのペナルティを受けるはずである。今後ペナルティが課せられることがなければ、やはりこの女性記者への対応で落ち度があったこと認めたことになるし、後ろめたいのでペナルティは課していないということにもなる。
　とにかく、この項の「その８」で自分が書いたくだらない下世話なシナリオ、あれがどうも真実味を帯びてきたようである。