吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

蒸し返し その3

2018年11月08日 06時00分26秒 | 日記
 この度の韓国最高裁での判例は、過去の徴用工(?)に対して全員に補償金を出せと言う判決である。
 すでに1965年に日本は元徴用工に個人的賠償をすると持ちかけたが、韓国側は国がまとめて賠償金をプールしそこから個人補償するので個別補償はいらないと言っていたのである。それをしなかったのは韓国の内政の不備である。

 この判決結果に日本政府は断固抗議しているし、国際裁判も辞さない構えである。もちろん国際裁判ならば国際法と照らし合わせて判決が出るので過去、何回も韓国と取り交わされてきた協定の存在から当然、日本の勝訴は期待できる。
 しかしこの国際裁判とは、両国間が国際裁判しますと同意しない限り開かれないそうである。韓国もこの裁判に持ち込まれれば旗色が悪いとわかっているので同意はしないであろう。
 でも今後どうなるのか? 韓国最高裁の判例通り、韓国の関連部局から日本の当該企業に差し押さえがはいるのであろうか?
 隣国から、日本が認めない判例に基づく「差し押さえ集団」が、現地展開の日本法人ばかりでなく、日本本土にまで上陸し日本企業の会社に乗り込み、差し押さえの紙を張り付けていくのだろうか? 
 なんだかこれこそきな臭い出来事になりそうな予感がする。