つまり別にこんな加算などに頼ることなく妊婦さんは診ざるを得ないし、綱渡り的に投薬もしているのである。たぶんであるが、この加算が導入されたいきさつは妊婦の診療は胎児への悪影響も考慮しなければならず、それらの配慮は極めて「面倒」なため、産婦人科医以外の診療科が敬遠しがちになることを考慮してのものなのだろう。
時に自分も「先生! この薬はおなかの赤ちゃんには大丈夫ですよねっ!」ってすごまれることもあるが、それはやはり怖くなるのである。「大丈夫」って言葉は間違いなく100%の保証を求めての言葉である。そんな時はこちらも引いてしまうので「あ~・・・、じゃ、じゃあ・・薬・・やめましょうかぁ?」と弱気になるのである。すかさず、「先生そんなこと言わないで、大丈夫な薬だしてくれればいいんじゃないですか!」といとも簡単に返されるとこちらも、う~ん、母は強し、やっぱ妊婦さんの診療はしたくないなぁ~と思ってしまう。でもそれはナイショなんですが・・・。
時に自分も「先生! この薬はおなかの赤ちゃんには大丈夫ですよねっ!」ってすごまれることもあるが、それはやはり怖くなるのである。「大丈夫」って言葉は間違いなく100%の保証を求めての言葉である。そんな時はこちらも引いてしまうので「あ~・・・、じゃ、じゃあ・・薬・・やめましょうかぁ?」と弱気になるのである。すかさず、「先生そんなこと言わないで、大丈夫な薬だしてくれればいいんじゃないですか!」といとも簡単に返されるとこちらも、う~ん、母は強し、やっぱ妊婦さんの診療はしたくないなぁ~と思ってしまう。でもそれはナイショなんですが・・・。