吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

mRNAワクチンは「本物の病原体ではなく、設計図」今知っておくべき知識 その1

2021年05月31日 05時44分53秒 | 日記
5/13(木) 12:11配信 Yahoo! ニュース オリジナルVOICE
 国内の医療従事者と高齢者に対して、新型コロナウイルスワクチン(以下、新型コロナワクチン)の優先接種が進んでいます。しかし、ワクチン接種に漠然とした不安を抱えている方も少なくないでしょう。 そこで、米国国立研究機関の研究員で、ウイルス学・免疫学が専門の峰宗太郎医師にお話を伺いました。 「本物の病原体ではなく、設計図」「妊婦が打つメリットは大きい」。米国に在住し、すでにワクチン接種を終えた峰医師に、今知っておくべきワクチン知識を解説していただきます。
 「ワクチンの有効性・安全性の高さに、いち研究者として驚き正直に申し上げますと、昨年の夏頃、まだワクチンの研究開発が進んでいた段階におきましては、「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」がここまで成功するとは思っていませんでした。いったいどれほどの効果があるのかと、ワクチンの有効性に対して懐疑的に思っていたほどです。 しかし、去年の秋から冬にかけて様々なデータが出揃うにつれ、非常に有効性が高いと判明し、研究者としてかなり驚きました。安全性に関しても、ほとんど問題がないとわかっています。有効性・安全性ともに高く、非常に良いワクチンであるということを確信している状況です。」