吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

東京生まれ、東京育ち 三世代で同じ小学校へ

2021年08月10日 06時44分31秒 | 日記
巣鴨育ちの東京っ子クライマー、野中生萌 その1
「エネルギッシュな東京」が彼女のホーム
2018年07月31日(火) 7:00 東京オリパラガイド
 2020年東京大会そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第22回は東京都出身、スポーツクライミングの野中生萌(みほう/TEAM au)を紹介する。
「え? 私、そんな風に言われてますか?」  東京五輪に向けて、野中生萌への期待はますます高まっている。そう前置きしたところ、拍子抜けするほどすっとんきょうに、彼女はこう応えた。
 東京五輪から、新競技に認定されたスポーツクライミング。野中は女子のエースとして、ますます注目されつつある。今、日本では彼女と野口啓代(TEAM au)がボルダリングのツートップ。事実、両者は毎回のように、世界大会の表彰台をにぎわせている。結果を出しているだけではない。野中は底抜けに明るく、マイペース。今どきなのに、とても大人びている。メダル候補と目される21歳のトップクライマーは、そんな期待もどこ吹く風とばかりに、冒頭のコメントを言ってのけた。  東京生まれ、東京育ち。野中家は、父方の祖父から父と生萌の姉二人を含む孫の三代にわたって都内の同じ小学校に通ったという。地元はおばあちゃんの原宿「巣鴨」 “おばあちゃんの原宿”巣鴨で育った。
 文京区と豊島区で暮らしてきた。どちらが地元かと尋ねると、「やっぱり一番長いので、巣鴨(豊島区)ですね」と野中。“おばあちゃんの原宿”として知られる、あの巣鴨だ。メーンストリートの巣鴨地蔵通り商店街もホームだそう。朝からトレーニングで付近を一周することもあれば、日々の買い物や食事にも行く。  世界各地の大会に出場し、巣鴨に帰ってくるというギャップがいい。「昨日までヨーロッパの街並を歩いていたのに、ここにいる……って思うことはありますね。もちろん、残念ということはなくて、特に地蔵通り(商店街)がにぎわっている時なんかは、『ああ、ここが地元で良かった』って思います」  女子クライマーのなかでも、最も多くメディアに登場する野中。だが、巣鴨を歩いても、特に誰かに気付かれることはないという。昔も今も思うまま、気ままに街を歩く。塩大福や大学芋などの人気グルメもすべて制覇していると笑う。「地元だから、雨が降った時とか、絶対に人が少ないだろうってタイミングを狙って行くんです。行列のグルメですから、どれもおいしいですよ」と地蔵通り自慢は止まらない。