吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

命を救ったのは『自由研究の“AEDマップ”』と家族の連携プレー 親子に感謝状 東京消防庁 その2

2022年08月15日 06時18分53秒 | 日記
 突然の心停止は心肺蘇生とAEDがあれば社会復帰できる可能性が高いのは周知の事実です。しかし10分以内にactionがなされなければ救命の可能性はゼロになります。最近救命例が増えてきたがこれは現場に居合わせた人の遅滞ない心肺蘇生施行とAEDによる除細動です。したがってこのような連携があったからこそ救命できた事例ですね。
 AEDが現場の近くのどこにあるかがすぐにわからないとAED使用も遅れます。今回、夏休みの宿題でAEDマップを作成していたことが救命のポイントにもなりました。
 現場で助けられる命ですので一般市民の方の積極的な行動が重要です。