自分の趣味はと聴かれたらやはり今は音楽というだろう。自宅兼診療所だもんで、最近、あまり家から出る機会がない。勤務医時代は家にあまりいなかったが、ようやくいろいろ楽器に触れる時間がとれるようになった。学生時代には一人多重録音もやったが、またちょこちょこやりたくなってきた。ヤマハで管理しているサイトに自演し録音したものを投稿している。
http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=159874
自分が喫煙していた頃、よく禁煙に挑戦しては失敗している人の話を聞いた。当時、自分はやめるつもりがなかったので「禁煙とはつらいのだろうな」と他人事のように考えていました。さて今度は自分の番ですが、きっとつらい思いをするのかなと思ったけども、まったく苦しい思いはせずにやめられました。1日３～４箱吸っているとニコチン依存症（ニコチン中毒とは言わない）になるので離脱症状が起こるとかいわれましたが、あれはたぶん嘘でしょう。だって大量喫煙している自分に離脱症状がなかったんですから。とすると依存は依存でも「身体的依存」ではなく「精神的依存」なんだろうなと思います。きっと禁煙に失敗する人はやめようと思っても、実は切羽詰って「本気」でやめようとする決意がないんだろうと思います。固い決意は石をも穿つと言うではありませんか。
自分の体型のことを棚にあげときながらメタボ診療もないもんだ。でも棚に上げないで、患者さんにきつく言えることには喫煙がある。8年前までは1日60～80本吸っていた。やはり食後の1本はおいしかった。でもあとは惰性だった。そろそろやめようかと思ったきっかけは、その当時よく海外出張していたが、ヨーロッパ（特に北欧）では1箱1000円もした。また米国では500円程度であったが、建物内で吸えなかった。しかも極寒のボストンで震えながら外で吸っているとホームレスも普通人らしき人も寄ってきては「1本下さい」とせがむのである。それがそろそろ潮時かなと思った最初でした。
３月８日はどうも「鯖の日」のようだ。３－８だからサバとかけたらしい。いわゆるこの「なんとかの日」というのは、関連業者が販売促進をねらってキャンペーン的に行うようだ。
一方、蜂蜜業者が本日を「みつばちの日」としている。まあ別に複数業種が同日に集中しても問題はないと思うが、でも蜂蜜とサバではどうもしっくりした組み合わせではなさそうだ。
しかも蜂蜜なら８月３日のほうがよさそうだと思うのだけど・・・・。
メタボ健診では今後、腹回りの測定が義務付けられました。採血項目では肝機能、コレステロール、中性脂肪、血糖などは以前と同様検査します。それで「あーー、腹囲が大きすぎますね。まず体重を減らすには摂取カロリーを減らして運動して・・・」「検査項目ではコレステロール値が・・・」などと、したり顔で自分は患者さんに話をするんだろうなと思います。でも現在、まさに「自分のことは棚に上げ」状態ですので何となく説得力がありません。運動しない、晩酌する、体重増加は著しい、検査値はコレステロール高い・・・、これでは自分の診療も嘘っぽくなります。糖尿病の患者さんもいますし、カロリー制限を口でいっても、自分の体型みられたら一巻の終わりです。あ～あ、でも太っていいなら際限なく太る自信はいくらでもありますけどね。そんなの簡単なんですが。
また頃合をみて、ジョギングを始めようかと思うようになった。トレーニングもやりはじめは本当に苦しいが、不思議となれると苦しくなくなり、もっと走りこむと次第になにやら走行中苦しい中にも「ぽわ～ん」とした感じに陥るといわれている。これは脳から除痛物質エンドルフィンがでるせいだと言われている。いわゆる「ランナーズハイ」といわれるものだ。しかし過去自分がジョギングをしていた最盛期でも走行中に「恍惚感」を感じることはなく、ただ苦しいだけだった。こんな現象本当にあるんだろうかと疑問を感じる。しかしながら自分の過去の恥ずかしい公式タイムであるが10kmを50数分もかかる。トップランナーは、この二倍以上のスピード、つまり自分の全力疾走でも追いつかない速度で42.195km走るのだから、まさに化け物。私は「ランナーズハイ」よりも「チューハイ」のほうがいい。
５～６年前まで、趣味というかダイエットというか少しジョギングをしていた。これも続けていると目標をたてたくなる。例えば１０kgやせようとか、ホノルル完走とか・・。それで走り始めると最初苦しかったのが少し楽になる。楽になるとタイムが気になる。そして毎回計測していくうちに「もっと速く」という感覚になる。ところがこれが自分には間違いの元だった。メタボ体重のくせにタイムをあげようとして膝に負担がかかり、少し走ると膝裏の腱が痛み出す。だもんで、数年前よりまったく走っていない。しかも開業してからは自宅兼診療所のため1週間のうち1歩も外に出ないような生活になってしまった。診療が終わると風呂上りに缶ビール。これがまた美味い。そして食事しながらワインでも飲んで、そのままテレビをみながら就寝。あーこれは安楽で極上の幸せである。おかげで3ヶ月で５kgもメタボ増強となった。さあ、どうしてくれよう～。
某市役所での話。２０年前のことだが某市に転居した時に印鑑登録の住所変更をしに市役所にいった。ところが係員（女性）から「この印鑑は紋章として登録された字体ではないので、登録を受け付けられません」と・・・。でも今までこの印鑑は他の市では登録されておりこの実印でいろいろ契約の判子もおしているのだし、今更受け付けられないといってもそれは困る。しかし係員は「受け付けられない」の一点張り。押し問答の挙句、「この印鑑登録が認められなければいままでの業務上の契約した書類がみんな効力がなくなりますが、その損害を払ってくれますか？」と言った。そしたら「お待ち下さい」と奥で課長らしき人とボソボソ。最後にはその係員が「ではわかりました。今回だけは認めましょう」と高所的に言ったのでムッとしました。ついに私は「他の自治体では認めているものを、ここでは例外的に認めてやるみたいな扱いだと、この市には誰も転入しませんよ。変だと思いませんか？」とキレた。 これを周囲から見たら私は善良な下級官吏に言いがかりをつけている悪者に絶対見えただろう。でも・・・実印押したら「ドラえもん」が印章だったなんてことではないから字体の違いくらいいいんじゃないかと思いますが？
いまでは電車内にいて携帯電話で話すことはマナー違反であることは常識です。心臓ペースメーカを誤作動させるとも言われています。でも誤作動云々を抜きにした場合、それはどうしてマナー違反なのか？と思います。携帯電話が普及し始めた頃、誰かが「マナー違反にしよう」と決めたからでしょうか？ よく考えれば車内の携帯電話とは、会話をしている「その相手」が横にいないだけの話ですね。とすると２人以上乗車していて車内でお互い談笑するのはいいけど、会話している相手が横にいなければ喋ってはいけないことになります。時に関西の電車の中ではものすごい音声の関西弁での会話が爆発しているらしいです。特に大阪では車内におばちゃんたちの団体がいたらすごいそうです。大阪出身の同僚がいっていました。「あの大群にでくわしたら、僕でもかなわんですわー、車内の携帯はマナー違反？ そんなんまだましですわ」と。
大学病院を退職してクリニックの開業は「戦艦」から「手漕ぎのボート」に乗り移ってきた感じです。まさに自分のクリニックの評判を上げるも下げるも全部自分の責任ですね。いいわけができません。勤務医時代はいろいろな雑用もやりましたが、基本的には医療（医学）に没頭できる時間的余裕はありました。今では純粋に医学に割ける時間の割合は30％もありません。先代の亡父が大昔に言っていましたが、「きちんと毎日診療して医学の勉強さえしていれば十分生活できる。経営なんぞは考えなくていい」と。でも今は時代が違います。医学の勉強だけではクリニック運営は絶対できません。昨年、開業セミナーというのを受講しましたが、そこで「先生方は開業したら経営者です。きちんと営業努力をしないとつぶれます」と言われました。いやはや本末転倒ですが、今後は医学部のカリキュラムの中に経営学の講義を入れないとダメですね。