師走とは「師も走る」ことから皆忙しいということでしょうか。 しかし今の世の中、特に師走だから特に忙しくなるというよりも、クリスマスや年末年始の行事に向けて忙しくなるのでバタバタするようなものなのかもしれません。でもインフルエンザも徐々に広まってきており、こちらも忙しくなりそうです。特に小学校では集団生活のため流行は速いですね。昔、自分の経験では自分のクラスだけ学級閉鎖を免れてばかりいましたので、その「恩恵」には与っていません（泣笑？）
もう「師も走る」という12月になってしまいました。開業して１年がすぎましたが、あっという間で長かったし、長いようであっという間でしょうか？ スタッフや大勢の人たちに支えられてここまで来ましたが、特にスタッフに迷惑をかけてしまったのがうちの業務内容の煩雑さかもしれません。内科、外科、胃カメラ、大腸カメラ、標榜していないけれど小児科や整形外科から、はては鼻血の緊急止血まで・・・。まさに何でも屋かもしれません。請求事務内容が多岐にわたり自分はどんな点数を請求したらよいか？？？状態です。
先日、医師会の忘年会があった。自分はまだ入会して１年の若輩者であるが、周りの先生方とお話をしてびっくりした。自分の小学校、中学校の同窓生やら、周辺の小中学校を卒業した先生方が割りと多かったことである。やはり近隣で育ち近隣で開業（あるいは継承）される先生が多いのだなと実感した。それにしても自分の卒業した中学校～高校はすでに統廃合されてなくなっている。特に何ら感慨はないけどもこれも時代なのかなーと。
よく外来にて「インフルエンザの予防接種は何回うったらよいですか？」と聴かれます。基本的には１回でもよいのですが100％の予防にはなりません。小さなお子さんや受験生は２回接種が勧められます。また高齢者で特に呼吸器系の病気、例えば肺気腫などをお持ちの方も２回接種がよいでしょう。またこのような患者さんは肺炎球菌ワクチンの接種もお勧めいたします。もちろん当院でも行っています。
昨年は11月にはインフルエンザが近隣で発症していました。今年はまだ発症患者さんはうちにきていませんが、すでに山梨、埼玉あたりでは学級閉鎖になった話もすでに耳にしております。予防接種をしてから抗体ができるまでの最低2週間はインフルエンザに対しての予防効果はありません。そのためお早めに接種される事をお勧めします。それからカゼとインフルエンザは異なりますのでお間違えのないよう。いずれにしてもうがいが一番予防には有効です。
もう酒も醒めまったくの素面なので「ちょっと脈を診せてくれ」ともいえず、そのままラウンドをはじめました。最初のショットを終えると、これがまたナイスショット。しかし「あー？ 何だ、肩がすごく痛むな？ どうしてだ？ ぶつけたりしたかな？」と・・・。そりゃそうでしょう。昨夜卒倒した時に床にいやと言うほどぶつけているんだから。それも何回もいいました。でも私はもう答えませんでしたが・・・。その日、父は絶好調で当然私は負けました。まあしかしながら結局、それ以来、不整脈発作はでることはなく、しかも以降、父が亡くなるまで自分は１回もゴルフで父に勝つことができないままでした。息子との無敗記録は永遠に残ります（合掌）。
電話をとると父だった。「おい、何しているんだ、俺はもうシャワーを浴びてもう完全に準備はできているぞ。早くメシだ」 時計を見ると朝６時である。慌てて父の部屋に行くと、昨日（というか数時間前）の出来事がまるで嘘のようにゴルフ臨戦態勢となっている。あぁ私はもう知らん。一応、もう一度昨日の出来事を言うには言ったが本人ほとんど聞いていない。馬耳東風でトーストにジャムを塗ってべちゃべちゃと美味しそうに食べている♪・・。
部屋に戻ってもどうも落ち着かない。また不整脈発作でもおこしたらどうしようかとかいろいろ心配になった。でも脈拍数も落ち着いていたし、酔っているとはいえ意識もはっきりしていたので、まあ大事には至らんだろうと思った。しかし翌日は親戚とゴルフの予定である。まあゴルフは朝連絡して父に中止とさせよう・・・などと考えているうちに寝付いてしまった。・・・ところがけたたましく電話のベルが鳴ったのだ・・・。嗚呼・・・。
しばらく横にいて脈を診ていたら落ち着いてきたのか、目を覚まし「はっ？俺は何をしていたんだ？ えっ？何でお前がここにいるんだ？ここは俺の部屋だ。自分の部屋に行け！」と・・・。飲酒がすぎたのか不整脈発作で二度も失神した旨を伝えましたが、また例の調子で「俺はなんでもない。早く出て行け」というので、私も「もうーー知らない。まあ自分も医者なんだろうから、勝手にして下さい」という気持ちでホテルの自室に引き上げた。