吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

電柱広告 その4

2015年01月14日 06時38分20秒 | 日記
 広告が出ている間は広告料を払い続けるのは当然である。しかし広告は知らない間になくなる可能性もあるということ、そしてなおかつなくなってからも自動引き落としであれば広告料を延々と払い続ける可能性もあるのである。これは実にいい徴収システムである。まあよく考えれば都内のゴマンとある電柱1本1本が、いつ、なんどき工事や建て替えで撤去されたり交換されたりするかなど、管理会社でもJRの列車ダイヤのように細かく把握しているわけではなかろう。でも把握してくれていなければ、こちらでは知らない間に「架空の広告料金」を払わされ続けることになるのである。現在街中で張り出されている電柱広告の管理はおそらくだれもチェックはしてくれてはいない。これは広告主が時々見て回るしか手はなさそうなのである。「電柱広告をだしている皆さん、気を付けてくださいね~、ある日突然、あなたの広告がなくなっているかもしれないんですよ~、なぜならここは、そう『ミステリーゾーン』なのです」(うわっ、古っ!)(笑)。

電柱広告 その3

2015年01月13日 06時03分29秒 | 日記
 たぶん、多数の勧誘員が空き電柱を見つけては、どこかに売り込むのであるが、それは「早い者勝ち」なのであろう。特定代理店の所有物というわけではなさそうである。なんとなくそんなカラクリがみえてきたので、売り込みに来た電柱で、もしそれがいい場所であれば「あっ、いや結構です。いりません」と断ってから、その後すぐに直接、電柱管理会社に「○○何丁目何番地、××の角の電柱ですが、うちが広告打ちますので押さえてください」と連絡するのである。もちろん勧誘員のいい値よりもやすくなるのである。この業界は、自分が理解しているよりもっと複雑かもしれない。しかしなんとなく勧誘員によっては強引なまでの売り込みに辟易することもある。そんなこんなで勧誘時のからくりもあるのだろうが、今回は逆に電柱撤去に伴う「広告消滅」のからくりにも驚いたのである。

電柱広告 その2

2015年01月10日 05時44分10秒 | 日記
 広告管理会社の担当者に連絡すると「あ~そうですか、では次回からその分は請求しませんので・・・」と初めて知った様子。もし連絡しなければ撤去された看板の広告料もそのまま払い続けるような雰囲気であった。撤去すると決めた電力会社と、その工事を請け負った工事会社と、電柱広告を管理する会社の三社間で全く連携はないのである。この潔さには清々しささえ感じる。
最初から不思議な業界だと思った。クリニックに電柱広告の勧誘にくる者は、広告料金を納める電柱管理会社の社員ではないのである。いわゆる代理店?であったり、まったくの個人経営?の広告勧誘員であったりするのだ。それに気が付いたのは、勧誘員の所属や身分が千差万別で、いつも異なるために気が付いたのである。どうやら個人個人が街を歩き、空いている電柱を見つけたならそれを近隣の顧客になりそうな所へ売り込みに行くようなのである。おそらく少し高めの値段で交渉するのであろう。

電柱広告 その1

2015年01月09日 05時31分18秒 | 日記
 何本かクリニックの周辺に電柱広告をだしている。国道沿いにも1本あるが、以前よりこの国道では拡幅工事がはじめられている。拡幅されれば一時期でも電柱はなくなるのである。するとうちの広告はその間どうなるのか心配であった。そこで工事の人に聞いた。「この電柱がなくなっている間はうちの広告もなくなりますがその間の振り込んでいる料金はどうなるのですか?」 そんなこと工事の人に聞いても分かるわけはない。そればかりか「あ~、この電柱は拡幅に伴い撤去され、電線は埋設されて電柱はなくなりますよ」と初めて聞かされた。そんな話は広告管理会社からも電力会社からも事前に聞いていない。数本出している電柱広告の請求は銀行引き落としである。このままだと知らんふりして撤去された広告代も含めて請求されそうな予感がした。

携行品 その2

2015年01月08日 06時12分18秒 | 日記
 医療機関に行く場合、もう一つ大事なのはお薬手帳です。最近では、同時に処方してはいけない組み合わせである「併用禁忌薬剤」というのがあります。一緒に服用すると重大な副作用が起こる可能性があるものです。それを知るのは他院からどんな薬がでているかが重要なのです。もちろん一つの医療機関以外に行かないのであればいいのですが、最近では複数の医療機関にいかれることはよくあります。「他の病院でなにかお薬はでていますか?」「あ~出ている、なんだ、血圧の薬と血をサラサラにする薬と、何だかあと数個あるなぁ~」「薬の名前がわかりますか?」「いや、知らない、ホラ、あのピンク色でスジが真ん中に入って・・・、白と緑のカプセルのものも・・・」「(剤型いわれても皆似たようなものだし、分からないよなぁ~)そっ、その~いやお薬手帳はお持ちですか?」「そういや、あったなー? 今度来るときはもってくるよー」  その~今度では今回の診療には間に合わないのです。医療機関に行く前にはくれぐれも携行アイテムをご確認ください(トホホ・・・)(泣)。

携行品 その1

2015年01月07日 06時31分18秒 | 日記
 保険証が一人に一枚の個人用プラスティックカードになって久しいです。保険証は定期的に変更されていますが、1か月に1回はご提示いただきたいです。ところが時々数か月以上も受診されない患者さんが保険証を持たずに持参されることも多いようです。時にすでに資格喪失された方が古い保険証で受診されることもあり、なかなかご理解頂けていないようで辛いです。まあ、いわば電車に乗る時の定期券みたいなものであるので、実際お持ちいただけないと全額請求と言うことになってしまいます。昔は家族全員で1枚の、しかも3つ折りの紙でできた保険証でした。しかし今では個人持ちのカードなので人と共有することはなく、そのため医療機関へ行く場合は個人個人が携行しやすくなっています。今後、医療機関に行く場合は、保険証とお薬手帳は必ず持参していただくとありがたいのですが・・・。

昨日新年初日

2015年01月06日 05時22分51秒 | 日記
 昨日の新年第1日目の診療でしたが、さすがインフルエンザ予防接種の患者さんへ1人もいませんでした。毎年そうなのですが、年末最終診療日までインフルエンザ予防接種の患者さんはたくさん訪れるのですが、新年あけたとたんにパタッとこなくなります。この現象はどう説明するのでしょうか? 
 年が明けてもワクチン在庫はありますし未接種者はり患の確率は高いです。年が明けると急にスイッチがOFFになるような感じです。
 もちろんお子さんで2回目の接種にこられる方はいますが、1回も受けていない方は、「年が明けるとインフルエンザ予防接種は終わっている」とか、あるいは「年が明ければインフルエンザにかからない」と思われているのでしょうか? そんなことはありませんのでぜひ予防接種うけられるようにしてください。

 昨日は発熱してこられた患者さんでインフルエンザ陽性の方が多かったです。最低でも5日間は仕事を休むことになりますので、やはり予防が肝心と思います。

本日1月5日(月)より診療開始

2015年01月05日 06時52分44秒 | 日記
平成27年(2015)謹賀新年
 本日、1月5日より通常診療を開始いたします。旧年中はいろいろなことがありましたが、今年も平穏無事な1年が送れますこと祈念いたしております。

 昨年はアベノミクス政策花盛りで、TPP問題は陰に隠れた感がありました。「強い日本」とは言いますが、TPPが医療の分野にも適用され海外の安い医療が流入したなら日本の医療経済はおそらくは破綻するでしょう。それでなくともすでに日本の医療経済は危機的状況です。
 なんとか明るい方向に進んでほしいものです。新年早々話題が暗くなりましたが、さて病気は予防が一番重要です。節酒、禁煙、腹八分、適度の運動など、すでに江戸時代に言われていた貝原益軒の養生訓ですが、これはまさに金言であり現代社会に通用するでしょう。といいつつ正月は飲みすぎた自分です・・・。
今年もよろしくお願いいたします。             吉田クリニック