吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

資格確認書、有効期限を柔軟化 保険証廃止延期せず 岸田首相、4日会見 その1

2023年08月05日 05時57分26秒 | 日記
7月4日 JIJI.COM時事通信社
 現行の健康保険証を2024年秋に廃止しマイナンバーカードと一体化することに関し、岸田文雄首相が4日に記者会見し、新たな対応を説明することが分かった。複数の政府関係者が2日、明らかにした。廃止時期の延期は見送り、保険証の代わりに発行する「資格確認書」の有効期限は柔軟に対応する方向で調整している。

マタハラ その4

2023年08月04日 06時30分51秒 | 日記
「私、妊娠しました。田舎の実家にすぐ戻って出産準備をするため来月退職します」と・・・。彼の医院での規定では「退職の希望は前月までに申告すること」とある。事務手続き上の問題はありません。
 面接時の口頭の約束などの信義の問題はあるとしても、それらは何ら拘束力などないのです。しかしあまりにも急な話なので彼は唖然としたそうです。
 彼は「あ~、・・・そう、・・それはーよかったね~。おめでとう・・」と言ったきり二の句が継げなかった。あの面接時の約束は一体何だったのであろうか? 彼の頭の中には言葉とは裏腹の「え~長く務めるっていったじゃなぃ~」という愚痴が浮かんだそうである。
 既婚者の妊娠は一般的にはおめでたいのである。そして周囲から祝福の言葉を受けるのが常です。しかしこんな場合でも通常と同じように「おめでとう」とねぎらわなくてはならないのが経営者のつらい立場なのです。
 そこで彼はこれを「掟破りの逆マタハラ」と名付けたそうです。(泣)。

マタハラ その3

2023年08月03日 05時50分08秒 | 日記
 面接時に約束した。
「仕事をしながらいちから医療事務を覚えていくというのは大変で、他のスタッフにもお世話になり迷惑も掛かることになります。弱小企業うちとしても今まで未経験者の採用はなく、貴女が戦力になるまで待つ余裕もありません。もしそれでも頑張るというなら、仕事を覚えたらすぐ転職しますということなく長期に働いてくれるのであれば採用します」と念を押したうえで彼女を入職させたそうです。
 彼曰く、その後、彼女は仕事の覚えは今一つであり、面接時あれほど見せたやる気の割には半年してもまだ一人で受け付けすら難しい状況だったそうである。もちろん戦力になるまでにはまだまだ成長していないでので、すこしヤキモキしながらも、もうすぐ1年になろうとしていました。
 そんなある日、彼女から突然言われたのである。「実は、私・・・」 彼は唖然とした。

マタハラ その2

2023年08月01日 06時25分30秒 | 日記
 クリニックを開業している友人の話です。
 このマタハラの言葉を聞いて彼は話してくれた。
「うちなんか常勤職員が同時に2人妊娠して同時期に産休に入られた。うちのような余裕のない弱小企業では痛手である」とのことでした。
 自分のクリニックも同様弱小ではあるが、幸いと言うか、過去まったく同時期での複数常勤の産休はないため、なんとかやりくりできています。まあ運がよいのかもしれません。
 その友人は続けて言った。「逆マタハラって知っている?」 彼曰く「逆マタハラ」というのを経験したというのです。
 それは事務職員の募集をしたときに、ある既婚の若い女性を面接したというのです。彼女は医療事務経験はないが、長期的に働く意思があり、働きながら仕事を覚えたいという意欲があるようなのです。彼は「うちは即戦力を期待しているので経験がないと採用は無理である」と告げたが、それでも彼女のやる気と猛烈な前向きアピールにおされ採用を決めたというのです。