4月13日(日)に開催された第20回オールジャパンパッチ選手権。
掲載がちょっと遅れましたが、大会の様子をご紹介します。
開会式の冒頭、この20年間欠かさずエントリーして頂いたお二人を特別表彰。
20年間のお付き合いありがとうございます。
そして、これからもよろしくご愛顧ください!
左から特別表彰の永沢さん、ミスターXこと野下さんでした。
今年の大会を支えてくれた審判団。
実は、審判のみなさんは全員独身女性。
主催者が20年間一貫してこだわってきた審判たる要件です。
予選の様子…
12の競技盤で熱い戦いが繰り広げられました。
公式競技盤は陸別町の木「しらかば」の輪切り。
直径は約30㎝。自然のものですので、競技盤によって多少大きさが異なります。
これだけのものを設えるには、結構苦労した歴史があります。
予選・本戦とも名勝負が続きましたが、
ここはちょいと端折りまして名人位決定戦のひとコマをご紹介。
いよいよ名人位決定戦の準決勝…
競技盤がグレードアップ。直径約50㎝の重厚なものに変更されます。
第19代名人位:荒木さんと第19代師範位:菅原さんの対戦。
いわゆる「つぶし合い」です。
和やかな雰囲気で会話していましたが、心の中は闘志でいっぱい?
こちらは予選から勝ち進んできたお二人。
左から有田さんと森川さん。
過去、4強に輝いた栄光を持つご両人。寡黙の中にメラメラしたものを感じました。
準決勝は、荒木○-×菅原 有田○-×森川 という結果に。
名人位決定戦にコマを進めたのは、第19代名人位:荒木さんと予選から出場の有田さん。
好ゲームが期待できそうです…
これがセンターコート。
決勝に進んだものだけが実感できる至極の場。幻想的です。
決勝戦進出者の入場…緊張のひとときです。
観衆の視線はこの1盤に集中します。
いよいよ第20代名人位の称号をかけた1戦…
一進一退の緊迫した試合でした。
華麗な「オコシ」を次々披露。見事な手さばきと集中力です。
※2枚の写真とも競技盤上に白い物体が浮かんでいますが、
これが「オコシ」特有の相手パッチの動きです。
このまま競技盤上に裏返しとなって落下します。
見ていて惚れ惚れするほど見事な技です。
かくして…
第20回大会を征したのは、予選から勝ち進んだ有田さんでした。
参加選手100名のみなさん、華麗な技の数々楽しませていただきました。
ありがとうございました!そして来年もよろしくお願いします!
改めて第20代4強をご紹介します。
第20代名人位 有田勝彦(陸別町:第17代師範位)
第20代師範位 荒木 透(陸別町:第19代名人位)
第20代師範代 菅原慎吾(陸別町:第16代名人位)
第20代師範代心得 森川紘光(札幌市:第17代名人位)
過去の成績を見ると…
第17代4強のみなさんが再びこの大会を制する結果となりました。
おまけ…(反省会のひとコマ)
本大会を支えてくれている審判員。
やっぱ、顔出しはNGです。来年は是非、会場に来てくださいネっ!
大会結果等の詳細は…
陸別インフォメーションサービスHPでご確認ください。