船橋市の市民はかわいそう

　船橋市の市民はかわいそう


　「千葉県船橋市の職員4人が、帰りのバスに間に合うように定時の2分前に退勤し、
　　別の職員に定時で打刻させる行為を繰り返していたとして処分を受けた。
　　定時の退社時間午後5時15分。直後のバスの出発時刻は午後5時17分で、
　　職場からバス停までは歩いて4分ほどかかるため、
　　定時の退勤では次の5時47分発のバスを待たないといけないという。
　　定時の退勤ではバスに間に合わず、
　　次のバスまで30分待たなければならない事情があったという。」

　「課長補佐級の女性職員は、2019年5月～今年1月に計316回、定時の2分前に退勤。
　　職場に残っていた別の職員に、勤務を管理するICカードの代理打刻を依頼していた。
　　女性職員自身が勤務管理を担当する立場だったといい、
　　責任を重く見た市教委は減給10分の1（3カ月）の懲戒処分とした。
　　さらに欠勤規定に沿って、約13万7千円の返還を求めるという。」

　

　緊急事態宣言の中で多くの民間企業の従業員が
　リストラや減給、サービス残業もしいられている中でも
　税金から給料もボーナスも退職金もほぼ満額支給されています。
　それは大切なことで大賛成です。
　ただ、船橋市の職員の人には
　恵まれた環境と言うことをしっかり自覚し真摯に仕事に向き合って
　ほしいと思うのです。

　細かく言えば、２分前に退勤したと言われていますが
　それは疑問です。
　バスの時間は交通事情により３～５分変わる時もあります。
　必ず乗るためにはその前に行っていなければなりません。
　少なくても８～１０分前に退勤していたのではないでしょうか。
　その後のバスだと３０分も待つと言いますが
　５時１５分に勤務が終了し片付けてトイレに行って徒歩４分なら
　５時４７分のバスがちょうどぴったりと思いますが。
　その感覚の違いに驚きます。
　また退勤だけでなくお昼も近所のお店が混むので
　空いている時間から早めに行こうとか
　そのような人はいないのでしょうか？
　今回の事件は氷山の一角に過ぎないと思います。

　私は以前の会社の勤めていた時のことです。
　激痛の「痛風の発作」が夜中に起きてしまったのですが
　「はってでも来い」と言われ出勤し
　足を引きずって作業を１日こなしました。
　結局１日も休むことも出来ず激痛に耐えて作業をこなしました。
　もちろんその事がいいわけではありませんが
　そんな会社に勤めている人間から見ると
　バスの時間の都合で早く帰るなど夢のまた夢
　お姫様のおとぎ話のようです。
　船橋市の市民はちょっとかわいそうだと思いました。