フィンランドで創業140年を誇るライフスタイルブランド、イッタラ。
ガラス工房から始まり、アアルト夫妻やカイ・フランクといった建築家/デザイナーや
さまざまな新しい技術を取り入れることで国を代表するブランドとなっていきました。
ひとつのブランドと時代の関連、その一方でタイムレスな魅力を手に入れていく流れ。
生活に密着した、使いやすくかつ美しいプロダクトを生み出していき
技術の進歩と多くのブランドとの合併(される側も含む)によって
ガラスから磁器、鍋などにまで広がっていく中でも
あくまでスタンダードなものを生み出すという姿勢。
北欧という冬場に家にいることが多くなる環境で、
生活を楽しく、美しくするための工夫…というものは
これまでに幾度と開催されてきた北欧デザイン展や
雑誌などでも触れて来たものではありますが
今回はグラスや花瓶などの「小物」に焦点をあてることで
より密着した感覚でそれが伝わった、気もいたします。
ミナ・ペルホネンやイッセイ・ミヤケといった日本のブランドとも
コラボしているイッタラの赤いiマーク。
いつかはグラスの1セットくらいは揃えてみたい…かもね。