美味!な日々

2021年10月の観劇録(その2)

マドモアゼル・モーツァルト@東京Brilliaホール
音楽座ミュージカルの中でも有名な本作、観たかったので、東宝で上演してくれて嬉しい限り。

それにしても明日海りおにぴったりな役~。ナイスキャスティングですね。『プリシラ』以来の古屋敬多は、出演シーンは少ないながらもちゃんと印象に残る芝居とダンス。役柄的に仕方無いけど、戸井勝海さんがチラチラっとしか出てないのがちょっぴり残念でした。
モーツァルトの曲に載せた歌などモーツァルトの音楽がアチコチに散りばめられているのもとても良かったです。当たり前ではありますが、春に観た『モーツァルト!』ともモーツァルト像などが全く違っていて楽しめました。オリジナルの音楽座の公演が俄然観たくなりましたね。

ナイツ・テイルー騎士物語ー@帝国劇場

初演はチケット取りそこね、再演でやっと観劇できました。架空の時代と国なのでしょうが、セリフが昔言葉なので、耳になじまなくて少々とっつきにくいな…とは思いましたが、音楽・歌は良かったですね~。ナマ堂本光一のナマ演技&歌唱は初めてだったので、ミーハー心が少々顔をのぞかせました。笑
久しぶりに島田歌穂さんのお姿を見て、歌を聴いたら、さらに歌穂さんのパフォーマンスが観たくなりました。なので来年のメリー・ポピンズは島田歌穂さん出演回の申込確定です。(笑)

オリバー!@シアターオーブ
あえて武田フェイギン回を観劇。大人キャストは皆良かったなぁ。

コングさんと浦嶋りんこさんの並びを観ると、何故か可笑しみがこみ上げてくるのが不思議(笑)。伊東えりさん、何か声とか容姿に既視感があり、プロフィールを拝見して気づいたのですが、もしかしたら私が幼い頃に学校行事で観に行った『夢から醒めた夢に出ていた方かも!そうだったとしたらちょっと感慨深い。
タイトルロール含めた子役たちは全員の歌やダンス時はおぉ!と感心しつつも、歌だったり、演技だったり、滑舌だったりに個々の力量不足が目立ってしまっていたのが少々残念。子役が多いからこそ子役の力量が作品のクオリティを決めてしまう部分もあって…『ビリー・エリオットは全く気にならなかったので、この差は何なのでしょう。私の観た回では無いですが、ビリー・エリオット役をやっていた子もキャストに入っていたので余計気になりました。
ディケンズの小説をミュージカル化したものなので、内容的に子供向けでは決して無いのに、主役(タイトルロール)が子供で子役も沢山出るからといって、子供も楽しめるみたいに勘違いさせる宣伝をしているせいか、小さな子供がそれなりに客席に居たのに驚きました。実際、近くの女の子はわからなくて飽きてしまったのか、二幕では座席内で動き回ってしまっていて親が一生懸命なだめてました。ビリー・エリオットもそうだったけど、宣伝の仕方を間違ってる気が。客席も土曜なのに結構ガラガラでしたね~。原作的にも舞台のストーリー的にもオリバーが主役ですが、カーテンコールを見るに、この作品の主役はあくまでもフェイギンの模様…変なの。
と、本編は概ね良かった!のに、本編以外のトコロが気になってしまうのが残念でした。次回公演もあれば諸々挽回して欲しい!


 
 
 
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