肺ガンで余命あと半年と宣告された藤田(役所広司)が息子(塩谷瞬)にだけ事実を告げ、残された半年をどう生きるかを考えながら、初恋の人(手塚理美)や昔喧嘩別れしたままの親友(高橋克実)や10年以上会っていない兄(岸部一徳)に別れを告げに会いに行き…といった内容です。
<!注!これ以降は少々ネタバレっぽい記述有りですのでご注意を。>
塩谷くんの見て欲しいシーン含め、泣きドコロは10箇所近くあったかも。たぶん年齢に比例して涙度がUPする映画ですね。後半、藤田はホスピスに入るのですが、そこに見舞いに来た兄とスイカを食べながら語り合うシーンが私には最大の泣きドコロでした。一徳さん、相変わらずいい演技してくれてます。
兄にしか弱い部分を見せられないところや、愛人(井川遥)に会いたいと電話してホスピスに呼んでしまう(案の定妻と鉢合わせ…)ところなんかは男のエゴやらプライドやら丸出しで、引いてしまったなぁ。特に遺骨分けのくだりは最悪。多くの女性がドン引きしたはずです。泣けるけど、根っこでは共感できない、、、そんな映画でした。
20年ぶりの映画出演ということで話題の今井美樹、悪くは無かったですが、生活感が感じられないのに専業主婦の役というのに無理があったのか、やはり一人浮いてました。。。。
象の背中@映画生活
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