関西旅行、三日目は阪堺電気の取材をした。
阪堺電気はスルッとKANSAIの適用範囲外だが、
別にTAKE TAKEきっぷ\600という一日乗車券を買い求めて、
全駅取材に挑戦した。
阪堺電気には恵美須町から浜寺駅前までの阪堺線と、
天王寺駅前から住吉公園までの上町線とがある。
大阪と堺を結ぶ阪堺線の、
綾ノ町から御陵前-東湊の中間までの大道筋は、
併用軌道ながら中央に仕切られた専用区間を走る、
センターリザベーション方式になっている。
このセンターリザベーション方式は自動車などが軌道内に入れないように、
花壇やグリーンベルトなどで区切られているが、
一般の自動車と同じく信号に従って進行する。
また交差点では軌道内を踏切なしで自動車が横切ることになる。
道路幅が広い大道筋だからこそ出来る方式だが、
ライトレールが注目される時代に、
新しい都市交通のあり方として注目したい。
初出:++RAIL/れいの日記 2007年08月18日 21:49
※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」