林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

不養生のすすめ

2010-07-21 | 林住期

毛利先生が恩師から教えられたことだそうです。

  結核療養所で一番治りが早いのは、看護婦と仲良くなった患者や、毎晩病室で隠れ麻雀をする患者である。
  薬や、安静に寝ているより、好きなことをしている方が余程カラダにいい。

確かに、毛利先生も石田さんも、好きなことやってるもんね。

         

森生がお世話になったご住職も、よく言っていた。

  最近、矢鱈に人間ドックに入ってるようだけれど、あんなのは止めた方がいい。
  病気になるだけだ。
  養生をしてばかりいると、倒れてから死ぬまでが長くて、周りが迷惑するよ。

ご住職は数年前に大黒を亡くし、その後、落ち込んでいたのに若い奥様を迎えられた。
頗る付きの愛煙家だが、今は老いてなお矍鑠としている。

ま、生病老死にカリカリしても、来る時は来るんだから.......。



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