林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

どうせ・いっそ・せめて

2019-01-16 | 先輩のお言葉

朝日新聞朝刊1面左下に連載している「折々のことば」は、時々、気になる言葉を紹介する。
1月14日は竹内整一という日本思想史家の言葉だった▼

   

  実は、森生も近頃「どうせ」が多い。
  だがどういうわけか「いっそ」にも「せめて」にもならない。
  代わりに「とりあえず」になり、あわいで揺らめくことはない。

  これはものごとを、深く、突き詰めて考えないためではないか。
  まぁ、とりあえずの積み重ねでここまで来たのだ。
  とりあえず、それでいいのではないだろうか。

  190116



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4 コメント

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とりあえず (BB)
2019-01-16 12:11:41
日本思想史家ってお人はご自分もそう達観されたんでしょうかね。
私もここんとこ、「とりあえず」と目先数メートルあたりまでのことしか確信を持てずに、& 持たずに暮らしています。
トシをとっていくとはどういうことか、何も知らないでトシをとってきました。足元危ういもんです。
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思想より「気づき」 (カナブン)
2019-01-16 17:27:23
今日はほんのり暖かく散歩の足裏に枯丘が気持ちよかったです。昨日仕事を辞めたせいかもしれません。母の口癖が「どうせ」そのあとに続く言葉はご想像通りの滅滅たるもの。娘のカナブンは「土手の柳は風まかせ」「なるようになる。ならなくてもなにかにはなっている」お気楽です。俳人の櫂未知子さんの句に「死ぬときはいっそ阿蘭陀獅子頭」というのがあります。なんだか笑えてきます(^_^)しかも櫂さんは美人で気さくでああいう方が弾けつつもどこかどっしりケツをめくった(失礼(^_^;))句を書かれる。いきなり無職カナブン、「冬の丘あとでおとなになる足裏(あうら)」明日からはしばしのフリータイム、プアパラダイスです♪
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未知の領域 (森生)
2019-01-17 09:52:34
BBさま
そうそう そのとおり 同じく崖っぷちです
これから先は 何時 何があるか分からない
せめて 両親から 高齢者の状況を 詳しく聞き取っておけばよかった と考える今日この頃
でも まぁいいか
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・・・・・・・ (森生)
2019-01-17 09:58:24
カナブンさま
・・・・・・・・・・・・・・・・ ふぅ
辞めたんですか!
だけど 森生が若かった頃に較べれば 状況は全く違います
退職は正しい決断だった と思いますよ
「なるようになる ならなくても何かになっている」
同感です
今日から新しい天地です
前向きに 笑いながら 歩きましょうね
あ しばらく ぐうたらするのも有効ですよ
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