林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

たもぎうどん

2007-12-09 | お節介

  真正面に官ノ倉山

重要文化財吉田家住宅のある小川町上勝呂の谷戸は、秋たけなわである。
日当たりのいい縁側は、柿、唐辛子、大豆ほか生り物が一杯で、懐かしく、正しい日本の秋です。

暫く振りの庭仕事は、鶏頭、コスモス、あやめ、じゅずご、斑入り萱などなど、花殻の刈取をした。
日向は汗ばむ陽気だが、大きな茅葺屋根の陰に入ると寒くてゾキゾクし、脱いだり着たりと忙しかった。
今度来るときは股引が必須であるな。

お昼は入歯を嵌めずに来てしまったので、暖かい饂飩を、ごちそうさま。
饂飩といっても、そん所そこらには無い「たもぎ茸饂飩(500円)」ですぞ。

身体を使った後なので一段と美味である。美肌効果が高いそうで、証拠は吉田夫人です。実物を舌でお確かめ下さいね。
.......まさか! あなた、饂飩のことですよっ。うろんなこと言わないでねっ。

 
 
 

展覧会が終わって、吉田さんちは、お客さんが殆ど来なかった.。囲炉裏を独り占め出来たが、今が一番いい季節なのに勿体無い話。
饂飩を待たされるかもしれないが、囲炉裏の回りは大勢でガヤガヤするのがいい。初対面でも火に当たると親しくなれますよ。

今日の珍客はお神輿と五重塔造りに熱中している元電気技師さん。
展覧会に出品した奥様のちょっとシュールな日本画を引き取りに来たのである。
正月が近いので、神棚の展示販売会を勧めてみましたが、全く無欲。

ところでこのたび、HPを息子さんが創りました。催し物の予定など、見て下さいね。
吉田さんちは、何から何まで家族でやっているのです。

今日のような天気の良い日は、金勝山~吉田家~官ノ倉山~石尊山~小川町晴雲酒造の
ハイキングコースがお勧めです。山々は低山ながら、絶景かな、です。



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