林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

週末

2012-06-29 | 林住期

これ、ラミネートチューブというらしい。中身が減ってきても、使い始めの形状を保つ練り歯磨きです。
ぺちゃんこ、皺くちゃにならないので、洗面所が貧乏ったらしくならない効果はある。

内容量に合わせて平らに巻ける金属製チューブは、最後の最後まで無駄なく使えたけど、最近のはダメですな。
これはメーカーによる、消費促進のための深慮遠謀だと思う。

でも森生は諦めない。ああしてこうしていろいろ指先に力を入れて搾り出し、最後の最後は耳かきで穿り出す。
一般に無くなったとされる状態から更に五日間、搾り出し搾り出しして、とうとう終末になった。

  今週も土日を前にブログネタはスッカラカン。はい、今週は今日でお終いです。
  どうぞ良い週末を

(よくぞ搾り出したもんだ。自分で自分を褒めてあげたい

120629


読まずに書評

2012-06-28 | うわごと

▲「金持ちになる男、貧乏になる男」▲

不愉快ですな、これは。何をいまさら手遅れだわぃ、ふんっ

▼「人間の基本」▼

大反響があったので13万部も売れているという一冊です。
サイタマ県のイナカの本屋でも山積みしているから、そのくらいは出荷しるてるのは間違いないだろう。


       

曽野綾子先生の本が、東日本大震災後、書店で急に目立つようになった。
勝間和代、池上彰に続く曽野綾子バブルみたいだ。

内容は、言われてみればそのとおり、とっくに分かってはいるんでございますですが..............。

でも、でもなんです。同じようなことは、田辺聖子さんがふんわり書いてたようだ。
曽野綾子先生の場合は正座して、声を出して読まないとなぁ

        

  百年近く生きてると、新聞広告や腰巻を見ただけで、本の中に書いてあることが分かるようになる。
  特に最近の新聞広告は面積が広くなり、大袈裟でえげつなく、親切にズバッとレジュメを載せるから尚更だ。

  これは、視力が落ちたにも拘わらず「眼光紙背に徹する」ようになったのである。..... 言い方、違ったかな
  広告を見た結論は、百近くにもなったら、ひとが勧める慣れない足場には乗らない方が安心だと思う。

  人生は人それぞれであり、新書一冊の中に「本当の答え」を探すなんて安直である。

  120628


どどめジャム

2012-06-27 | 知ったかぶり

  うへっ、「どどめジャム」だと?!

飯能市観光案内所「夢馬」。愛用のルバーブジャムを買いに行った。
ジャムの展示台、「どどめジャム」という酷い名前が付いたジャムがあった。

「どどめ=土留め」。簡単な土木工事の一つですね。
「どどめ色」。...... 知ってるけど、ブログにも品格が必要だから直接ここには書かない。ウィキを参照して下さいね。

瓶の蓋の小さな貼紙に写真があり、ははん、どどめとは桑の実のことだな、と分かった。

日曜日だったので、製造元の社長さんらしい人が直々に販売に来ていた。
確かめると間違いはなかった。

  「飯能市も新住民が多いんだから、標準語にしたらいいじゃないですか」

  「そうですけどね、どどめにしといた方がお客さんの関心を引きましてね」

  「だってお下劣じゃないですか」

  「えへへ」

桑の実のジャムなら不味くはないはずだ。
イナカで育ったご同輩は食べたことがあるはずです。

小瓶で500円である。
安いのでルバーブはやめ、どどめと山桃と杏ジャムを買った。
社長は棗ジャムをおまけとして足してくれた。

  「えへへ、ありがとう。あなたの会社のとどめない発展を願ってますよ」

 

どどめジャムは期待どおりの美味だった。
但し、ペクチンを添加してないのでサラサラし、パンに載せると垂れてきやすい。
プレーンヨーグルトにかけた方が食べやすかったし、見た目も綺麗だった。

120627


刈込鋏

2012-06-26 | お節介

森林公園の定例活動日にやって来たボランティア会員は、たったの6人だった。
暑くなると名前を登録してるだけになる会員が増えるけれど、この少なさは異常である。

現場は胸まで伸びた笹藪に実生木や山百合や杜鵑が密生。
それに蔓草が絡み合い、先が見えないほど。

梅雨時の笹藪はたっぷり水分を含み、蛇、蜂、毛虫毒虫など何が潜んでるか分からない。
こんな場所で、笹だけを選び小さな鎌で刈るなんて、どだい無理な注文だった。

3時間もかけた笹刈。森生が悪戦苦闘して刈った広さはたった畳一枚ほどだった。
杜鵑は刈り取り、ひ弱な木の苗は根元から伐り、剪定鋏で切り刻んでしまった。

人数が少ないため作業中の高揚感は無い。
綺麗になった面積が小さいので、作業後の達成感もまるで無かった。

最近、草刈りや笹刈に手っ取り早い刈払機を使うことが多い。
その方が綺麗に仕上がる。
しかし機械では何もかもを瞬時に刈り払ってしまう。
残したい草木がある場合、鎌を使う方がいい。

鎌は刃が脆く直ぐ切れなくなり、しょっちゅう研がなければならない。
そして、曲線状の鎌を研ぐのは難しい。
だから慎重な草刈や笹刈が必要な場所で作業する素人衆には、刈込鋏が一番なのである。

何故なら、

  柄が長くてしゃがまずに作業ができるので、腰の負担が少ない。

  蛇や百足や蜂と鉢合せする危険が少ない。

  高く伸びた草は上から下へ順々に短く刈れば草丈が低くなり、刈りやすくなる。

  刈り取る草や笹を左手で掴む必要はなく、そのまま地面に落としたままで済む。

  鋏の柄の長さ分は対象から離れるので、刈り取る対象をしっかり見分けられる。

など刈込鋏の方が鎌より便利で、能率がいい。
5月にこの公園の別の場所でやった作業は、初めて刈込鋏を使い好評だった。

7月末の作業も同じ作業になる。
若い職員君には「是非、刈込鋏をね」とお願いした。
森生は既に30年も刈込鋏を使っている。
お宅の草刈にも刈込鋏をお薦めします。

刈込鋏(大)と剪定鋏(小)さえあれば、直ぐ切れなくなり研ぐのが難しい鎌は必要ありません。

120626


真相報道

2012-06-25 | 床屋放談

その筋からの圧力ではなく、多分、グーブログの不具合でしょうが、林住記の「真相報道」記事が空白になっておりました。
この記事は改めて書き直したものです。始めの記事とは言ってることが少し違ったりして ふぅ。

大飯原発再稼動にあれほど強烈に反対していた橋下徹さんが、コロッと心変わりをした理由を考えていた。
橋下さんご自身もいろいろ説明しているけれど、いまいち納得できなかった。

しかし6月18日朝日新聞朝刊に載った「原発列島ニッポン大飯再稼動」という3回連載記事を読んで、なるほどそういうことだったのか、と腑に落ちた。以下、掻い摘みました。

 6月15日大阪西区の料亭。橋元市長と松井一郎府知事は関西経済連合会会長(=関西電力会長)と会っていた。
 夏の電力不足を示す資料を基に一時間以上にわたる会長の説明の後、別室で宴会が始まった。
 ........ この夜以降、急転直下、再稼動容認へ。

また6月23日朝、日テレ「ウェ-クアップ・ぷらす」で、司会の辛坊治郎さんは、特別出演の橋下徹さんに、

 「市長はご多忙なのに、最近、肥られたようですね」

橋下さんは答えた。

 「7キロ肥りました

なるほどね。野田佳彦さんも枝野幸男さんも肥えてるわけだわ。きっとご馳走責めだな。
谷垣禎一さんや石原さんちの伸晃くんには、官房機密費でもっと・もっと・もっとご馳走してやるといいと思うよ。

お騒がせ小沢一郎さんが別れたとか別れるとか。
週間文春が先週号で、和子夫人が選挙区の人へ送った小沢批判の手紙をバクロした。

 隠し子が分かった時は空しくて自殺を考えた。
 
放射能が怖くて選挙区のある岩手県に駆けつけなかった。東京脱出、塩の買占めを秘書を通じて指示してきた。
 水道水は汚染されてるので洗濯には..........。

なるほどね。選挙には熱心で、選挙区を大切にする小沢さんの動静が、当時、全く見えなかったわけである。
中国に太いパイプがあるはずだった小沢さんは尖閣騒動の時も静かだった。心臓と肝っ玉は蟻と同じだったんだ。

小沢さんが聖人君子でなくてもいい。仕事だけはちゃんとしていれば、愛人や隠し子のことは赦してあげる。
でもね、子どもたちにお小遣いを配り、物陰から唸るだけで他人の邪魔ばっかりじゃぁね。

とはいえ、「和子夫人の手紙は捏造だ」、とオウム真理教事件で名を挙げた有田芳生センセイは言ってるらしい。
でもね、かなりの部分が真相じゃないかなぁ。

暴露記事に永田町は大騒ぎだったらしいけれど、他のマスコミは全く追っかけない。
その真相をどなたか報道して下さいね。

文春は小沢に続き、巨人原辰徳監督不倫1億円事件を暴露した。天敵・朝日新聞はすぐ追いかけたが、読売は文春を告訴とか。
にも拘らず読売新聞は小沢逃亡説を2頁で追いかけた、と「木走日記」さんが報じてます。

有田センセイの名前を「ヨシフ」と読むのは、熱心な共産主義者だった両親が
「ヨシフ・ヴィッサリオノビッチ・スターリン」にあやかったため。

120625


目の診察

2012-06-22 | 林住期

加齢性黄班変性症が悪化してないか、3ヶ月ごとに診察してもらう。
治療法がないし、良くなることはないのだから、一体なんのために診察するのか分からなくなるが、診察してもらう

もうかれこれ10年は通っているので、視力検査表の輪っかの切れ目がどっち向きかはおおよそ覚えてしまった。
けれども目の診察は未だに慣れず、3ヶ月経つと憂鬱になる。

先生は、「はい、顎を台に乗せて、額を枠に付けて、目をシッカリ大きく開けて、こちらを見て下さい」、と言う。
だが強烈な光で目の中を照らされると、顎は台から外れ、頭はのけぞり、目はどうしても閉じてしまう。

瞳孔を開いたままにするらしい目薬を差されると、沁みるばかりか恐怖感が募り、つい泣きだしてしまう


眼玉にレンズを嵌められる頃には、血圧は優に130を超えてるはずだ。
脳溢血を起こしたら、心臓が麻痺したら、どうしてくれますか?、先生。

いえ、先生は紳士的で優しいんですよ。でもね、モナ・リザさんほど優しくはないんです。
イライラして、「顎をちゃんと乗せて!」、と高嶺者を叱咤する。

ちょっと先生、そんなロイドメガネじゃなく、抱きつきたくなるようなお面を付けて下さいな。
ねっ、お願いします。

 

黄班変性症については、ノバルティスファーマ株式会社のウェブをポチッとしてね。
こちらはちっとも怖くないです。

120622


同潤会アパート

2012-06-21 | 床屋放談

「スカイツリー東京下町散歩」(三浦展著・朝日新書・税込1050円)を読み、オシャレな「同潤会アパート」が表参道や代官山だけではなく、現在の台東区、江東区、墨田区など下町にも建てられていたことを知った。

  同潤会は関東大震災後に世界中から集まった義捐金をもとに創られた財団法人である。
  そして震災後の都市の復興のために、さまざまな住宅を建設した団体だ。

  単に新しいアパートを建てたのではなく、新しい生活を提案するために、基礎となる職業能力の開発も支援した。
  実際、各地のアパートには付帯する店舗を用意し、構内には児童遊園、食堂、娯楽室、医務室が設置された。

  同潤会は大震災後の時代と都市の大きな転換期に、住宅に店舗などを併設した。
  下町に住む人々がいち早く生活を立て直し、雇用と収入源を確保できるようにも考えた。
  阪神淡路大震災や今度の東日本大震災で建てられたものが、ただの住宅だけであることとは対照的である。

  大正時代の官僚が、現代の官僚より優れていたのか。彼らに生活や経済に対する鋭い直感があったのか。
  復興とは先ず住宅の建設である。
  その住宅の近くに、商店や工場など生計の手段も作らねばならぬという常識が、現代人には欠落している。

  (以上、同書「同潤会アパート」から抜粋)

う~む、なるほど。大正時代の官僚や建築家、それに民衆は偉いもんですね。

話変わって、巨大津波で壊滅した東北沿岸各地の復興である。

多くの町が、津波対策として住宅を高台へ移転することを考えているようだ。
しかし、土地がない、店がない、医院がない、職場が遠くなる...........。
そしてもちろんカネがない。

どうも被災者の殆どが従来どおりの木造一戸建住宅を、なるべく町内ごと纏まって建設しようとしているらしい。

これはムリですね。そんな広い高台がありっこない。
税金をふんだんに投入すれば土地の造成は可能だが、官でなく民用にじゃぶじゃぶ税金を使うはずがない。
やはりこの際、住宅の復興は同潤会を見習い、鉄筋コンクリート造中層集合住宅にすべきである。

新しく建てる集合住宅は東北の風土に合ったものにしたい。
森生には具体的な提案があるが、長くなるので今回は割愛します。
要点は
、同潤会アパートの精神を見習えばいい、ということである。

震災直後、生き方を変えようとか、復旧でなく復興にしようとか、誰もが(特にマスコミが)盛んに言っていた。
しかしその後は、議員も役人もマスコミも被災者も、誰もな~んにも変わらず大震災前のまんま。

われわれ日本人は、もっともっと堕ちなければ、いい知恵が出ないようだ。

スカイツリー東京下町散歩」は面白く、役に立つ、便利な本です。
写真は「学研オンラインショップ」から「木箱入りナチュラル積木31,500円」です。

120621


まいった

2012-06-20 | 高麗便り

大風一過。物凄い蒸し暑さである。
昨夜の強風は鉢をいくつか吹き飛ばしただけで、大した被害はなかった。

扇風機も半ズボンも、まだ出してはいない。
出せばいいんだけれど汗が吹き出すので、寝転がっているうちに夕方になってしまった。

明日は夏至だそうだ。
だんだん日が短くなるのに、元気なのは苔と国会議員だけのようだ

120620B


仲良きことは喧しき哉

2012-06-20 | 重箱の隅

バスだと片道230円、電車では170円もかかるので、森生は足で山を越えないと町に行けない買物難民である。
やっとの思いで町に出ても所詮はイナカの小都会。駅ビルにも百貨店にも、これは!という便利なモノは売ってない。

だから「おはよう日本」の一角にある「まちかど情報室」は、本当はありがたい存在なのであるが.......。

前年度は矢鱈に軽薄な男アナが、現在は少しトウの立った女子アナが担当しいる。彼女、かなり悪ぶっている。
相方の女子アナの私生活を突っ込み、じゃれ合い、始めから終いまでゲラゲラ笑いながら新製品を報告する。

そう、
二人の女子アナは受信料を払っている視聴者の存在を完全に忘れているのだ。

二人の場合、仲良きことがちっとも美しくなく、ただひたすら喧しい。
ああいう行儀が悪い茄子と南瓜は民放のバラエティ番組に有料で貸し出して、受信料を値下げすればいいと思うよ。

NHKには「放送中は公私のケジメをつけなさい」と嗜める管理職がいないようだ。

120620A


「わが母の記」

2012-06-19 | 拍手

映画「わが母の記」は、呆けが進む母親に振り回される作家・井上靖とその家族の物語である。

伊上洪作は年少の頃から両親から離され、伊豆湯ヶ島の土蔵で、曽祖父の妾だった老婆に育てられた。
大作家になっても母に捨てられた思いを引き摺り、母の胸の内を確かめたいが、母の記憶は急速に喪われてゆく。

目の前にいる洪作の顔さえ忘れてしまった八重。
ある日、曽祖父の妾だった老婆を罵り、幼少の洪作を老婆に預けたことを「一生の不覚だった」と悔やむ。

母代わりに育ててくれた人をなじられて、激高した洪作は遂に母に詰め寄る。
「あなたは昔、息子を捨てましたね」と。

母は答えず「生きているうちに洪作に合いたい」と呟き、洪作が母を求めて書いた稚い詩を口にする。
洪作は愕然
とし、母を理解する。母に対する長年のわだかまりが消え、嗚咽する。

その後、家族に慶事が続く。母の徘徊も始まる。
やがて悲しみに包まれながら、ほっとしたように映画は終わる。

樹木希林が演じる母・八重は、何とも可笑しく、しかし見事に凄まじい
洪作の家族や姉妹は八重の言動に困り果てながらも優しく応じ、心が和む。

森生は素直に心配し、感動し、笑い、泣いた。

これは誰もが病院でなく家で死んだ時代の話である。
しかも洪作は既に有名作家であり、本は売れに売れて裕福な家庭だったから、この余裕が生まれたのだろう。なにしろ老いた八重の誕生日祝いを、伊東にある川奈ホテルで行なえる家族である。

世田谷の本邸や軽井沢別荘、伊豆の実家など実在する日本家屋は趣味が良く、陰影が濃い映像は美しい。
音楽は典雅であり、崇高ながらも親しみやすかった。

そして、若い頃読んだ名作「しろばんば」の大きな謎がこの映画で殆ど解けた。
また、自分の両親の晩年と家族のことを、いろいろ考えさせられた。

  この贅沢な映画「わが母の記」は、雨の日の暇潰しに観るような映画ではなかった。
  しかし、観た後は爽やかである。

 

詳しい内容は「わが母の記」公式HPをご覧下さい。 
なお、憧れの「川奈ホテル」を映画で観られたのは思わぬ収穫でした。

挿絵は三岸節子「花 軽井沢にて」と「花」です。

120619


カタカナで臓器移植

2012-06-18 | 床屋放談

臓器移植には疑問を持っている。どちらかというと反対だ。

数日前に、幼児の脳死が認定され、3人に移植し、それぞれ成功したそうである。
臓器を提供する両親にとっては辛く尊い決断だったろうし、移植される患者にとってはこの上ない喜びだったろう。
また、臓器移植に関わった医療関係者は大いに満足し、誇りに思ったことだろう。

それでも、それだから、臓器移植が良いことだとは思わない。

「何故か」は難しい問題でなかなか書くことができなかったが、「そうそうそういうことだ」と言えるブログがありました。
森生が毎日読んでいる薀恥庵先生の「不二草紙 本日のおススメ」です。

薀恥庵先生富士山の裾野に住む私学の教頭先生だ。記事は少し長いけれど話し言葉で分かり易い。
多くの方に読んで頂きたくて、失礼ながら勝手に記事移植しました。是非、お読み下さい。

記事の中で薀恥庵先生はさりげなく、いいことを書かれている。

    コーディネーター(いやな言葉です、ドナーレシピエントも含めてカタカナ語にする時点で悪意を感じる)

全く同感です。よくぞ書いて下さった。

誰もが気付かないように、怪しまないように、深刻な問題をカタカナ語に代えて、綺麗ごとにしてしまう。
人員整理・首切り、をリストラと言い換えることと同じカラクリだと思う。

  ちょっと脱線しますが、家に掛かってくる怪しげな売り込み電話。これも大抵、会社名がカタカナ名前ですね。
  森生はマニフェストアジェンダも始めから信用しません。あ、漢字だけど「公約も」です。
 

薀恥庵先生は一日一食を実践されております。
富士山噴火予知、地震予知、ご当地選出輿石議員批判、大本教知識など面白くタメになる記事が満載です。

120618


ナナフシが来た

2012-06-17 | 高麗便り

 

カーテンにナナフシがいる。まだ幼い。
ナナフシの場合、中年を過ぎても体脂肪率ゼロ%ですが


蟷螂は強大な武器を持ち、共食いをする。
だがナナフシはベジタリアン、平和主義者である。

特に湿度が高い日は、蛞蝓艦隊は網戸を這い上がり、ヤスデは室内を散歩する。
真夏になれば、薮蚊で佃煮ができそうだ。

ヤモリもいる。イモリかもしれない。
思庵の曇り硝子に可愛らしい手足で張り付いていた.
用をすませて、カメラを取りに行ってる間に、姿をくらました。

わが猫額亭にはいろんなケモノや虫や鳥が来る。人間はしゃもじぃぐらいだ。
長いものでは蛇。銀色の青大将と黒くなった青大将に、派手な衣装のヤマカガシである。

拳より少し大きい蟇蛙。シャベルで空地に捨てても、森生を慕っているのか戻ってくる。
2センチくらいの子蛙が棚の上の皐月の鉢に登っていたりする。

箒で露払いしながら庭内を歩かないと、異常接近することになる。
実際、蟇蛙は踏んづけたし、青大将とは顔を合わせてご挨拶したことがある。
決して愉快なことではなかった。

ヒグラシの斉唱で目を覚まし、オニヤンマの室内侵犯を見上げる。
飛来するゴキブリを追いかける夏が来る。

足音をたてて畳の上を走る女郎蜘蛛は、何度遭っても好きになれない。

鳥はヒヨドリ、シジュウカラ、コジュケイ、杜鵑、コゲラ、目白。
鶯を追い払った画眉鳥、
そのほかの声とりどり。

近頃は夜中に梟がホゥホゥと鳴く。
もうじきヨタカがギョギョっと赤い目をして現れるだろう。

だが人里に棲むといわれる雀が、何故かゼンゼン来てくれないのである。

 わが庵は都のいぬい虫とすむ 世を捨て山とひとはいふなり
                                                                            ............
森生

 

120617


絶不調

2012-06-16 | じゃじゃ馬馴らし

このところ庭弄りその他雑用で忙しく、記事更新が負担になり土日は休んでいた。

今日は朝から雨である。
さぁ、新しい記事を書くぞ、とその気になれば、こは如何に。
gooブログの記事編集機能が全く動かないのだ。

文字位置、フォントサイズ、写真貼り付け順序、行の切り取り貼り付け、リンクなどが全く言うことを聞かない。
雨なので利用者で混みあってるのだろうと、時間を変えてもダメなものはダメ。「ベータバージョン」に「レベルアップ」したはずなのに、一向に改善されない。

「gooブログってどうよ?」だと?

「ゼンゼン」だわさ。腹立つなぁ、もう。
やっぱり今日はお休みします。

120616


おはスポ

2012-06-15 | 重箱の隅

 
(NHKは皆様の受信料で国際化に対応してございます)

今にも降ってきそうな朝である。
予定は何も無く、肌寒いので布団の中でうつらうつらしながら、国営放送のニュース番組「おはよう日本」を見ている。

大体、毎朝そうして、浮世に辛うじて繋がってる。

「おはスポザワールド」とは、外国のスポーツニュース特集だった。
「おはスポザスポット」は、「おはスポザフラッシュ」は.......。いやはや。

「以上、世界のニュースラッピングでした」。
............。??? 国営放送は過剰包装であり、世間のスーセーをストップしてる、と言わせて頂きます。はい。

「民間無人宇宙船・ドラゴンは太平洋に5月31日落下する予定です」と言ったこともある。
おいおい「着水」じゃないのかぃ?

今日は一日中「雲が熱い」そうだ。
「木の歯」で、紫外線対策、お願いしますね。

●付け足し●
今朝(18日)は女子アナが「ちょいスポ」と言いました。
「ラッピング」は、おじアナの発音をよく聞くと「ザッピング」のようです。ますます分かりませんな。

120615


水も滴る一目惚れ

2012-06-14 | うわごと

駅ビル・LUMINEのねえちゃん、......じやなかった、看板娘である。
いや、今はハウスマヌカンっていうのかな。昔ならヨコハマ・メリーさんだったかも。

この狐に憑かれたようなご面相で、「一目惚れして欲しい。」、だとさ。
しかも、「合うたびに何度でも。」、と。怖いねぇ。

ご面相は好き好きなので横に置いとくとして、「合うたびに何度でも」と続けるのはムリな日本語ではないか。
いいのかなぁ。

まぁ、国営放送の女子アナが山躑躅を見て「わっ、まっピンク!」だから、いいんだろうね。

この看板娘、「梅雨に滲んだこの街」で待ち構えてた所為か、全身濡れているようだ。
「水も滴る」なら「いい男」に繋がると思うが、近頃は「いい女」なのかなぁ。

あっ、もしかするとこの娘、ニューハーフかも。
どっちにしても、横浜は岩亀楼の亀遊姐さんを見習おうね。

・・・ 露をだに厭う大和の女郎花ふるあめりかに袖はぬらさじ ・・・

えぇ? じじぃもお呼びでない、ってか。

120614