実は大好きだったりする
リンキチです、気持ち悪ッ!?
とはいえ最近はそんなに入れ
込んでない、やっと目が覚めたか、
いやいや、あきちゃったのか。
一時期の食虫に掛ける熱い?
情熱は一体どこぞへ行ったか。
ちょうどこの初夏の季節、園芸店や
ホームセンター園芸コーナーに
お目見えしてくる気になる食虫たち。
ほんと一時期、沼にハマりまくって
マニアックに色々と栽培して
おりました、ドン引きレベル?
いくつか紹介していくその前に
食虫植物について。
食虫植物の自生地はそのほとんどが
養分の少ない湿地帯に生息しています。
地面、土では無い為、根から養分吸収が
十分に得られません。その不足養分を
補う為に葉の一部が進化して捕虫して
養分吸収をするようになりました。
虫が肥料分の代わりとなるのです。
食虫植物、有名処からいくと
まずご紹介するのはこちら。
とりあえずハエトリソウ、
とりあえずビール?的な感じ。
別名ハエジゴクなどと呼ばれる
事もあります。
1属1種の食虫植物で正式には
ディオネア・ムスシプラ、英名で
ヴィーナス・フライ・トラップ
とも。ちょっとカッコええ。
ハエトリソウの捕虫葉内側には
センサーとなる3本の毛、トゲが
生えていて1回の刺激では閉じず、
2回、3回と繰り返し刺激を感知
するとガブりと閉じます。
つまり餌(肥料)となる虫が中で
暴れた時にのみ反応するような
仕組みになっているのです。
虫以外の異物などで誤動作して
無駄な体力を消耗しないように
なっているので決していたずらで
捕虫葉を閉じさせて遊んだりして
はいけません、バチあたりますよ。
以前、株分けしてベランダに
置いた発砲スチロールのトロ箱
いっぱいに大量生産に踏み切った
時代もありましたが現在は一株
のみしかありません。
また仕入れ始めようかしら。
こちらはハエトリソウの花。
ハエトリソウに限らず食虫植物は
その容姿とは裏腹な意外に可憐な
花を咲かせたりします。
ハエトリソウに関してはこの花を
咲かす事、種をつけることは
これまた株が弱る原因になるので
あまり咲かせないほうが良いです。
でも実生も簡単と言われている
ので開花後、一度実生させ、
取り撒きして大量生産を目論んで
栽培してみた数年前。
種まきしたらちゃんと芽が
出ました!素晴らしい!
しかし、色々とこ忙しくなって
管理が行き届かなくなり結局、
全滅。いつかまたリベンジ?
お次はモウセンゴケです。
ドロセラともいいます。
モウセンゴケには様々な種類、
品種がありますがこれは
ヤツマタモウセンゴケ。
サスマタとかヨツマタとも。
育てやすい品種です。
粘着性のある葉で虫を捕えて
消化します。
モウセンゴケもこんな花が
咲きます。ハエトリソウの
花と似ています。
モウセンゴケは根挿しでも
簡単に殖やす事が可能で
管理も水切れに注意してさえ
いれば簡単です。
ムシトリスミレの花です。
ムシトリスミレはピンギキュラ
といいます。
モウセンゴケなどと同じく
粘着性の葉で捕虫します。
こちらはプリムリフロラという
品種の中のローズという
八重咲きタイプ。
こちらはモネランシスという
品種の花。
普通のピンクの花もあるけど
ウチのはこんな感じで紫の
縁取りがあってキレイです。
花は可憐でカワイイのに葉っぱ
ではご覧のとおり、食べ放題、
おかわり自由。
このギャップが魅力です。
サラセニア。落とし穴式の筒状の
捕虫葉。
このサラセニア・レウコフィラは
捕虫葉の背が高く、ご覧のような
網目模様がキレイで育て易い品種。
他にもサラセニア・プルプレアとか
サラセニア・プシタシナとかも
栽培した事がありますが手元に
現在残っているのはこのレウコ
フィラだけ。
筒の内部は芸術的、いや小宇宙か。
写真では見えませんが筒内部は
落ちた虫が這い上がって来れない
ように下向きの毛が生えています。
毛深いけどムダ毛ではないよ。
こんなキレイな筒の下部には虫の
残骸がたくさん入ってたりします。
合掌。
そんなこんな食虫植物の世界に
またいつの日かハマってみよう
かしら。
ハエトリソウなんか子供の夏休みの
自由研究に最適、なんてよく言われて
ますからね。