ゼンマイ式柱掛け時計に
ついて再検証の巻、リンキチです。
以前にまとめて紹介した我が家の
レトロ時計ラインナップの中の
一つに再フォーカス、的なネタ、
バス時計に次ぐ第2弾です。
リズム時計工業というメーカーの
30日巻振り子掛け時計です。
リズム時計工業はシチズンと
資本関係のある関連会社で
1950年(昭和25年)設立。
社名のリズム(RHYTHM)は
前身の農村時計製作所のブランド
商品であった目覚まし時計Rhythm
からきています。
その農村時計製作所の時計は僅か
4年ほどしか製造されていないので
とても希少な時計のようです。
しかし「農村時計」ってメーカー名、
素敵すぎます。
でもこちらは農村時計製ではなく、
その後のリズム時計製です。
以前、軽く紹介した時にリズム
マンスリー製と紹介してましたが
今回改めて調べてこの時計の
メーカー名はリズム時計工業と
改めて知りました。
さらに今回気付いたのがよく見ると
リズム9マンスリーとなっています。
9(ナイン)マンスリーはこの時計の
モデル名称なのでしょう。
ちなみに7マンスリーというタイプも
あるようです。
でも決して7ヶ月巻とか9ヶ月巻、
という訳ではなく、あくまでも
30日巻です。
文字盤にある2ヶ所のゼンマイ巻穴、
ゼンマイ鍵が入ってる側が時報の
ボン打ちゼンマイ、入ってない側の
穴が30日巻ムーブメント用の
ゼンマイ巻穴です。
赤と青のレベルメーターは30日巻の
ゼンマイの巻き具合。目一杯巻いて
あると全て青になります。
カレンダー付。意外に重宝します。
でも月替わりは要調整。31日を
過ぎると32日、33日、34日と
なります。曜日は特に調整無し。
文字盤よく見たら劣化してる。
パリパリ剥がれてきそう。
クリアラッカーでも吹いて
コーティングしようかしら。
ケース表面の木目柄はプリント。
それなりに古いので近くで見ると
劣化が目立ちます。
今から7~8年前に2500円ぐらいで
入手したかな。
高いと5000円以上するリズム製の
ゼンマイ式の掛け時計です。
本体裏にあった唯一のラベル、
には何にも記載されておらず。
というか色あせてしまった?
何か情報が残っていてほしかった。
振り子。時計が進みすぎとか
遅れぎみとかは振り子下部の
ネジで調整。
それから振り子時計あるある
ですが地震が起きた時、その
瞬間で止まってたりすること
がよくあります。
揺れの方向にもよりますが。
ムーブメントの中。
デジカメだと撮れないので
スマホを突っ込んで撮影。
2つのゼンマイがよく見えます。
我が家ではしっかり柱に設置して
あります。
時報ボン打ち音は懐かしい音ですが
テレビや映画視聴中では邪魔になる
こともしばしば、そんなリズム製、
昭和プロダクトなゼンマイ式
柱掛け時計です。