迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

適材適所

2016-05-09 13:43:53 | ヴィンテージベッツィー








さわやかな風が吹き抜ける竹林を、
割烹着姿の女性が一人・・・



















もう一人の割烹着姿の女性 『もも奥様~~~!』










もも 『・・・あら、おはぎ奥様。』

おはぎ 『お待ちになってぇ~~~。』










おはぎ 『市場へお買い物でしょう。
ご一緒しましょ。』

もも 『よろこんで♪♪♪』










おはぎ 『それにしても、あれよねぇ。
最近、何でもお高くなっちゃって。』

もも 『そうですわよねぇ。
日本産の筍なんて、お高くて買えませんわね。』










おはぎ 『この竹林の筍なんかも、
シーズンになると、
あっという間に、皆さん筍掘りなさっちゃうし。』

もも 『ホント、ホント、
一本もお目にかかった事ありませんわ。』










おはぎ 『それじゃ、まいりましょうか。』

もも 『そうですわね。』










ぺちゃくちゃ・・・










ぺちゃくちゃ・・・










もも 『・・・あら?
おはぎ奥様、あそこご覧になって!』

おはぎ 『?』



















おはぎ 『あら、もも奥様、
あちらはダメですわよ。
あちらは、タケノコビトとタケノカグヤと言う、
コビトですもの。
食べたら、お腹こわしますわ。』










もも 『あらぁ、そうなんですか。
助かったわ、一人だったら掘って持って帰るところだったわ。』










後姿の男の子 『母ちゃ~~~ん!』

おはぎ 『あれま、いがぐりの介だ。』
(突然、いつも通りのしゃべり方になる。)










ドテッ!

おはぎ・もも 『あっ!転んだ!』










おはぎ 『何をやってるんだい。』

いがぐりの介 『え~~~ん、え~~~ん。』










おはぎ 『すぐ転ぶんだから、
気をおつけって言っただろう。』

いがぐりの介 『くすん、くすん・・・。』










もも 『だいじょうぶ?』

いがぐりの介 『・・・はい。』










おはぎ 『ほらほら、土をはたいて・・・。』










おはぎ 『母ちゃんは、市場に行ってくるんだから、
かちぐり兄ちゃんと遊んでおいで。』

いがぐりの介 『・・・は~~~い。』

おはぎ 『あそこに生えてる筍は採っちゃだめだよ。
あれは、コビトなんだから。』

いがぐりの介 『うん・・・。』










・・・そして、おはぎとももは、
市場へ向かいました。




























向かって右から、
コビトづかん タケノカグヤ
コビトづかん タケノコビト
いがぐりの介。
いがぐりの介のお母ちゃん、おはぎ。
ももくりちゃんのお母ちゃん、もも。



















・・・あっしには、関わり合いのない事でござんす。





ヴィンテージベッツィのケロミちゃんをヅラ子にして、
いがぐり頭のウィッグを被せて、男の子にしたら、
可愛くて、すごく好みのタイプになったので、
ちょっと、おばちゃん度が高めの(笑)、
ももちゃんとおはぎちゃんに割烹着を着せて、
お母さんにしてみました。

そしたら、すご~~~く似合ってて、
今まで一番可愛くなったように思いました。


ももちゃんは、ホントはくりちゃんと2人で、
ももくりちゃんコンビだったのですが、
お母さんになったので、
くりちゃんのお姉さんは、
こももちゃんと言う、
今まで登場したことのないヴィンベチちゃんに
演じてもらう事になりました。
後日、ご紹介します♪♪♪



こちらは、
戸田恵子さんのドールハウスの本『昭和ドールハウス』

表紙は、昭和30年代の台所。
すごく可愛いです♪♪♪

色んな子で、昭和ラプソディーのタイトルで撮っている写真は、
和洋折衷なところとか、ビーズの暖簾とか、昭和40年代の台所。

次は、この本の表紙のような、
昭和30年代の台所を作りたいので、
それができたら、
おはぎちゃんやももちゃんがお母さんの
昭和30年代の様なお家にしようと思っています。






(出演者:ヴィンテージベッツィ 
いがぐりの介&おはぎ&もも

こびとづかん
タケノコビト&タケノカグヤ)










コメント
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