草の露白し（くさのつゆしろし）～重陽の節供～

臨川寺盛り上げ隊長のりんちゃんだよ

 

「草の露白し（くさのつゆしろし）」

早朝、草におりた露が白く光って見える頃

 

二十四節気七十二候の第43候

昨日から12日頃まで

そして

「白露・初候」ね

 

そして

今日9月9日は「重陽の節供」

菊のお節供なんだよ～

重陽（ちょうよう）っていうのは

陰陽では

数字の奇数は陽、偶数は陰

陽の1番大きな数字「9」が重なるから重陽ね

平安時代に中国から宮中に伝わった行事なんだって

菊は

邪気を祓い清浄にして延命できると信じられていたんだよ

中国の故事のお話･･･

菊の葉にお経を書いて水に流したら

その水が強くなり

その水を飲んだ子供が不老となり800歳まで生きたって～

仙人か

おせんちゃんもビックリ

でも、そんな話が平安貴族はお好みだったらしい

そんなことから

9月9日の前夜に

真綿（絹で出来た綿）を菊の花に被せて

夜露で菊の香りやエキスが移った真綿を

当日の朝

身体を拭き清めて永遠の美と延命を願ったんだって

菊酒も飲んだりして

延命長寿を願ったらしい

雅だね～

なかなか重陽の節供を祝う事ってないけどね

興味のある人はやってみてね

ちなみに

お節句は旧暦の行事だから

10月23日だよ

今はまだ菊咲いてないもんね･･･

ベロが出っぱなしで

オマヌケ顔だよ～

 

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