栃木県那須で行われた曹洞宗總和会の関東管区集会に行ってきました。
大本山總持寺の石附貫主猊下、盛田副貫主老師はじめ、宗門要職を勤める方々、関東各県の總和会会員が一堂に会しての大会ですから、
準備に携わった方々の御苦労、ご心労は如何ばかりかだったかとお察しします。
無事圓成、おめでとうございました。
当日は盛田副貫主老師に講演をいただき、またそのお話しがとても身に沁みるお話しでしたので、
本当に有難く感激しました。
借り物ではない、自分の経験からのお話は心に響きます。
懇親会でお席まで伺い、無礼をかえりみずお礼の言葉を申し述べさせて頂きました。
ありがたかったなあ。
内容をブログで書くことはできませんし、書く能力もありませんが、今後の寺院の運営や僧侶としての基本的な心構えをあらためてお教えいただいた感じがします。
こういう学びの機会は、出来るだけたくさん欲しいものです。
知識として持っていてるのではなく、実践に移していかないと意味のないことなのですけどね。
大会翌日は宿を出発し那須岳で霧にまかれた後、大谷石の採掘跡を見学、さらに大谷寺さまを参拝してきました。
初めて大谷石採掘跡の大谷資料館にお邪魔しましたが、大きさ広さに圧倒されてきました。
巨大な採掘跡の地下空間は、現在は映画のロケやコンサート、結婚式なども開かれるような場所になっています。
巨大神殿にも喩えられる壮大な空間は、その歴史も含めて一度出かけてみる価値ありです。
圧倒されました。
人間の力でここまで掘り進めたのか、と思うと感動です。
採掘場跡にできた地底湖を巡るツアーなどもあるようで、興味は尽きません。
地底湖ツアー、行ってみたいな。
採掘場跡のすぐ近くには、板東の札所でもある大谷寺さまがあります。
アフガニスタンからはるばる日本に来た僧侶が掘ったと伝えられる千手観音は、江戸時代の火事で金箔や漆喰こそ剥落しているものの、
その存在感は圧倒的です。
※御本尊様は写真撮影禁止ですので、上のリンク先からご覧ください。
住職さん自ら説明、ご案内していただきました。ありがたいことです。
大谷に行ったら、是非!ご参拝ください。
で、参拝のあとは昼食。
大谷寺さんのごく近くにあるイタリアンレストラン、オオヤファンテーブルへ。
總和会仲間との研修旅行の最後、採掘場跡で熟成させたワインと地元野菜のイタリアンで昼食でした。
地元の農家さんが店内に直接野菜やお肉を運んでくるので、その活きの良さがわかります。
あたたかなおもてなしと美味しいお酒。
ちょっと幸せな気分で遠足を締めくくることができました。
大野幹事長さん、BS河野さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
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合掌の郷園内の池の周囲には、檜扇水仙が咲いています。
錦鯉の姿と一緒に撮ろうと思ったのですが、上手くいきません。
腕が悪いのでしょう・・ちょっと練習が必要かも。
百日紅も咲いたので、夏ちかしの感があります。
最盛期は過ぎましたが、アジサイはまだまだ元気です。
今日はここまで。
別院でのお話し、雲衲さん相手でしょうか?
頑張りすぎないで、自然体でお話しください。風月さんは自然体が一番です。