お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

おフランスざんすの相場価格

2022-06-17 19:08:30 | ばよりん

今週の月曜日に、宮地楽器さんに行って

 

まだ おフランスざんすが店にあることを確認してきました。

 

「ん? 250万円+消費税 は高いのかな?」と思ったので

 

親しい、ロンドンのディーラーさんに相場を訊いてみたところ

「信頼できる証明書がついている状態の良い楽器は、値引き後で30,000~35,000英国ポンドが相場かな。鑑定書がないと20,000~25,000英国ポンドだね。Baillyは偽物も多いから。Rampal氏の鑑定書がついていないと難しいかな。」

とのことでした。

 

すると、値段はそれほど高いわけではない。

 

バイオリンの価格は少しづつ上がっており、

フレンチの1900年ぐらいの楽器は

JTLやラベルテのような大量生産工房作のバイオリンでも 

雰囲気の良いものは200万円台で売っています。

 

1900年代のフレンチは、材は良いものを使う傾向がありました。

逆に第2次大戦中のイタリアンは、良いものもありますが、

絶対的な数が少なく、更に価格高騰に拍車をかけているように思います。

 

ロンドンの人は、「RIO 英国にもってこい。売ってあげるから」と言っています。

なかなか売れないなら、英国にもっていこうかな…

ついでにオークションも見学して…

 

早くコロナ禍 落ち着かないかな~~

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2 コメント

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Unknown (てつ)
2022-06-17 21:13:41
baillyそんなにするんですね!
😯
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てつさん こんにちは (きうち)
2022-06-18 12:55:34
Paul Bailly さん

生年は1844年 没年は1915年 1907年 と説が分かれていまして、

1862(または1964)年~1868年はJ.B.Villaumeの楽器を作っていたと言われており。

Vuillaume number
2381(または2521)~2770の中には
Bailly作の楽器があると言われています。

その後、住むところを転々としながら製作を続け、1899年にパリに戻り、腰を落ち着けます。

評価が高いとされているのは、1860年代から1899年までの楽器のようで、パリに腰を落ち着けてからは、数を作るようになったのも、評価に影響を与えているかもしれません。

日本では、イタリアンとジャパニーズが主流となっていて、かつて主流であったフレンチやジャーマンのバイオリンは、人気が無く、欧米ほど評価されていないようです。

また、ちょっと名の知られた1860~1920年頃の製作者は、欧州のファクトリーメイド楽器にラベルを貼り替えた偽物もたくさんあり、信頼できる証明書のない楽器は、真作にこだわる方には、非常にリスキーだと思います。

2~3年前はもう少し安かったと思います。

何でも値上げのこの時期…うーん困っちゃいますね~
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