バイオリンを手に入れたとき
これまで弾かれていた個体であれば、すぐ鳴りますが
お店に在庫として保管されていた個体や、
製作されて、試奏程度しか弾かれていない個体は
機械のように、「慣らし」が必要なように思ってい多くは多くは
また、特に製作されて、試奏程度の個体は、セッティングも定まっていないように思います。
新作は製作者の思いと経済的な事情で、フィッテインングが付けられています
その時、「なるほど」と思える製作者は非常に少ないです。
ペグは消耗品なので、ある程度の品質でも良いのかもしれませんが
正確な音程を取るためには、ある程度の品質は必要だと思います。
交換できる部品で、音への影響が大きいのは
ナット、指板、サドル、テールピース 緒留糸(テールコード)そして顎宛てだと思います
顎宛て(チンレスト)は
初中級者の場合を除き
ある程度弾ける様になってくると
プレイアビリティを確保するために
演奏者が自分に合った顎宛てを装着することが多いので
予め付いていないか、あるいはついていても
安いものでいいと思います。
ある程度の金額がするバイオリンは
ナット、指板、サドル、テールピース は良い物を使って欲しいとおもいます
でも、
今の、製作者の多くは、製作者の手元に入る金額が低いので
経済的な事情があるのは致し方ないことだと思います。
Renato Scrollavezzaさんや、Antonio Capela さんの
オリジナルのフィッテイングは、なるほどと思わせるものが多かったです。
手元のお金に余裕があるとき
ちょっと フィッテイングを買い換えてみると
新しい発見があるかもしれません。
影響が大きいのは、テールピース回りだと思います
長さ、素材、質量、穴の精度、緒留糸(テールコード)で
色々試して見ると、納得の結果が出るように思います
友人の弦楽器コレクターのAさんは、入手した楽器は、比較的短期間(~半年ぐらい)で
持つべきか、手放すべきかを判断されるとききました。
私は…1~2年は、悪あがきをすると思います
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